002 他責にならない自分で居続ける(主体性を持ち続ける)
<主体性とは>
自分の考えや行動に責任を持ち、自らの意志で物事を進める能力や性質のこと。
つまり、自分の意思や価値観に基づいて物事を考え、行動することができることを指します。
主体性を持つことによって自己管理や自己決定能力を高めることに繋がり、
人生を自らの手でコントロールする力を身につけることにつながります。
ヨガやセルフケアをするにあたって、この主体性を持たずして、どう実践きるだろうか?
「自分の意志」なくして実践、継続、習慣化はできない。
「主体性」に似た言葉「自主性」
- 主体性は、個人の『内面』に根ざした概念。
自己の考えや信念に基づいて行動する能力。
個人が自己の信念や目標に従って行動し、自己のアイデンティティや
価値観を守る能力を含みます。 - 自主性は、個人の『外部における行動』に焦点を当てた概念。
自らの意思で自分の行動や活動を選択し、
自分の判断に基づいて行動する能力を指します。
似ているけどちょっと違う。
私の解釈、感じ方は、「主体性」は内なるもの、自主性は外部との関係性が含まれる。
自己探求、セルフケア、、、
主体性という自己の考えや信念があって初めて行動と思いが一致するのだと改めて思う。
他責思考では主体性は養うことはできない。
「他責」と「自責」は、
主体性を持つことに対する二つの相反するアプローチ。
自責が強すぎると自己批判に陥ったり、
自信失うことになる。
バランスだ。
主体性を持つことは、他責や自責に陥ることなく、
バランスを保ち、自分の行動や結果について客観的に考え、責任を取ること。
それが「自主性」も同時に育む。
適切な主体性を持つことで、自己成長や問題解決能力を高め、
より健康的な人間関係を築くことができ。自己探求、自己実現が可能になっていく。
「成長」を促すのは明らかに主体性を持つことだ。
納得して人生を終えられると思う。
痛みや苦しみ、生きにくさを
誰かのせいや時代のせいにしていたら
ずっとその痛み苦しみは付いてまわる。
具体的な例をここで一つ。
わたしは20歳前半から30歳半ばまで
酷い頭痛に悩んでいました。
ヨガとセルフケア、そして食の改善で今はほとんど頭痛は無くなりました。
チカチカしてきて、嘔吐を伴うタイプの頭痛です。
一回なると2日から3日、回復までに時間を要していました。
母も同じ症状になる。
『遺伝』だからしょうがない。当時はそう思っていました。
これ、半分くらいは確かにそうだけど
○○だからしょうがない。この考えには「他責」がかなり多く占めている。
遺伝ももちろんあるだろう。
ただそれと同じくらいに、生活習慣、食生活
が関わっていることに自分自身の食の改善や、生活を見直すことで
ヨガとセルフケアに取り組んでいくことで変化していきました。
もし「遺伝だから仕方ない」と諦め、
痛み止めを飲み続ける人生を送っていたら、、、
今の私は確実にいないと思っています。
自己探求、自己実現、成長。
このような言葉を求めていないなら
意識して「基本」にしなくていいのかもしれないと思う。
自分自身がヨガとセルフケアを実践しお伝えするからこそ、
バランス良く、
「他責にならない方」「主体的に生きる道」を選ぶことは必然なのだ。
そういう行動を選択し、生きていくと面倒に思うことも
多々やってくるでしょう。
目の前に起きたことに対して、
主体性を持ち続ける。
それによって困難もあるだろう。
他責にならない自分で居続けるには
するか、やるか。
一択なのかもしれません。