Kripalu


クリパルヨガの特徴

クリパルヨガは、「意識のヨガ」「気づきのヨガ」とも呼ばれ、
ポーズの完成形にこだわるのではなく、
実践を通じて生まれる体験や変化に目を向けるヨガです。

プラーナ(エネルギー)の流れを大切にしながら、
自分の今の状態に寄り添うようにポーズをとるのが特徴で、
「どこか遠くへ行く」のではなく、
「いまここ」に深く存在することを大切にしています。

年齢や性別、からだの柔軟性に関わらず、
一人ひとりの違いを尊重しながら、
自分に合った動きを選べるのもクリパルヨガの魅力。


慌ただしい日々の中で見失いがちな「自分自身」とのつながりを取り戻し、
安らぎや安心感を感じたり、
ときに勇気づけられるような体験をすることもあります。


瞑想的でありながら、
セラピーのような要素も含まれているクリパルヨガ。
日々の暮らしの中で、自分を大切にする時間を持ちたい方に、
そっと寄り添ってくれるヨガです。

クリパルヨガの歴史

クリパルヨガは、インドのヨギであるスワミ・クリパル(1913-1981)が
1970年代に米国クリパルセンターで伝えた教えと、
彼の継承したインドの古代哲学やヨガ思想に基づいたヨガです。

ヨガの発祥の地であるインドには、ヨガに大きな影響を与えたヴェーダンタ哲学、
サンキャ哲学、タントラ哲学などがあります。その中のサンキャ哲学からは古典ヨガが、
そしてタントラ哲学からはタントラ・ハタヨガが発展してきました。

スワミ・クリパルは、彼自身のヨガの実践の中で、
それぞれの哲学は対立し合うものではなく、
相互に補完し合うものという観点から統合することで、
後のクリパルヨガの基礎を築いていきました。

彼は「全世界はひとつの家族である」という信念を持ち、
愛と慈しみを家庭で育むことや、
忍耐強く生きることの重要性を熱心に説いていました。
スワミ・クリパルの教えは、現在のクリパルヨガのアプローチの基盤となっています。


本当に大切なのは、ヨガや健康法、没頭するだけでなく、
家族や社会との調和を保ちながら実践することです。


YOGATOの基本のヨガクラスは「クリパルヨガ」を実践します。

2種類のクリパルヨガ、
クリパル ジェントルとモデレート、

(オンラインでは30分クラスと60分クラスを開催、
対面クラスは神戸元町にて60分クラス
クリパル ジェントルをベースにした
「やさしいクリパルヨガ」を開催しています。)