セルフケア

セルフケアを推す理由 ②−2

セルフケア

昨日は「②色んな人がいる」の前半を書きました。

今日はその続きです。


からだの状態も

心の状態も

色んな人がいる。


肩こりでかなり厄介なトリガーポイント(痛みの引き金)

ができていたり、痛さに慣れすぎていた場合、

過度なストレッチやマッサージは改善を邪魔をする。


近年、自己責任論が強い。

ここ数年はさらに強くなったように感じる。

私も職業柄、自己防衛のため

多少の予防線を張っている自覚がある。


反面、自己責任論で片付けていいんだろうか?

と思うことも多々ある。




近年20数年で情報を得られることは莫大に増えました。

門外不出だったものが今は溢れるほど外の世界へ出てきた。





YOUTUBEの発展が大きいですが、自分がヨガと出会った時
20年前には想像もしなかったヨガの情報や動画が溢れている。





そのおかげで広かる世界や優しさもたくさんある一方で、

危うさも莫大に増えた。




本来は先生について学んでいた内容や

修行者のみがやっていた方法、そんなものも普通に見つかったりする。




ネットリテラシーが謳われる今、

自分により良い選択をできる知識のベースが

多少なりにが必要ということを私も強く感じている。




だからこそ、自分は情報に対して正直でいたいです。




情報を選択すること。




その人の専門性でもかわっってくる。

わからない分野はお互いに

助け合っていけるような社会であってほしいと思う。




それを具体化するために、私は出し惜しみしないと決めている。




今私に入っている智慧、情報、諸々は

私のものじゃない。

私も誰かからいただいたもの。




痛みがなくなった生活ができるようになり。

言葉通りに「自由」を手にした時から。

この私の肉体も、頂き物だと日々感じて過ごしている。




情報に対して正直でいたいです。

…………………………………

少し脱線してしまったのですが、

選択が違っていたら、非常に悲しいこと。

そういった自分に向いていないセルフケアし続けて

よくなるはずの時間が経っても変わらない、悪化した。




自分にピッタリの「セルフケア」なんかわからないじゃないか!

どうするの?!そんな声が聞こえてきそうです。


そのアンサーになればいいなと思って

2つ書きます。


YOGATOの「セルフケア」は

痛みのあるパーツのケアをするだけでなく、同時に

セルフケア自体が「全身の筋膜を緩めてくれる」

内容になっています。





木も見ますが、森も見る。

特に「深前線(ディープフロントライン)」と呼ばれる

筋膜ラインを整えることが多いです。



お腹を触るセルフケアだったのに、肩が楽になる。

お腹を触ったのに、足が楽になる。



クラス前後の変化を感じて「認知」できたらなお良しです。

少しずつ、回数も力加減も弱くて大丈夫です。まずは継続してみてください。


きっと痛みも、動きも変わっていきます。

(変わらない場合は、木(場所)が違っているので探し直しましょう。)

「セルフケア」の継続と共に

ヨガのクラスで感じる世界がもっと自由に広がっていく。

気づかなかったことが見えたりする。



ヨガで腰痛肩こりが治る、痛みがなくなる

そうなんです。
体験談も多いですよね。



酷い痛みがでなければ、

トリガーポイント(痛みの引き金)や強いこりがなければ

「ヨガ」を継続して、習慣化して実践していたら
「セルフケア」も「整体施術」も不要。




それはなぜなのか。


ヨガでは決まった部位を動かすだけではなく、

全身を「バランスよく」動かしながら

「呼吸」をするから。


自分のピッタリの「オーダーメード」でなくても

バランスよく、日々淡々と動かすことが

筋肉筋膜もほぐし、

呼吸を共に行うことで、

腹部の深層リンパの流れも促される。

血流も体液循環も良くなり、体温が上がる。


ヨガ自体が本来「全身整えてくれる」


ヨガがいいんです。

(でもヨガしていて怪我することもありますよね?

という声も聞こえてきそうですがそれはまた別の機会に)



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私は最近、右の親指の母指球が痛いです。


確かに手が痛い、

そこに痛みはある。


昨日、原因は13キロを超えの息子の抱っことの推測から、

原因筋は「斜角筋」であろうと書きました。

これは間違いなさそう。



でももう一つあります。

それは「小胸筋」。

私は2月から、人生で一番と言っていいほどにパソコンを使っています。

パソコンを打つ姿勢は「小胸筋」を硬くする。



今日も私はちょこっと「セルフケア」します。



投稿画像に選んだものが「小胸筋」の関連痛の図です。

ヨガの腕を動かすポーズでよく使います。

[イラスト図出典:『Myofascial pain and Dysfunction The Trigger Point Manual』 より引用 ]







かなり③の内容に近づいきました。

次は社会問題にも触れてみたいと思います。


「緩む。」

一言ですけど、、、難しい時は難しい。


現代社会、最前線で働く皆さまへ。

育児、介護、最前線で向き合う皆さまへ。


一息つく時間は深呼吸からどうそ。

肩を下げて、

大きく口から「はー」っと吐いて

たっぷり吸ってください。

皆さま、良い一日をお過ごしください。

YOGATO主宰 うおざきよしこ