今回のテーマは
「セルフケア」をYOGATOが推している理由
について書いてみます。
YOGATOでは「クリパルヨガ」と「セルフケア」、
この2つのクラスをお届けします。
その一つの「セルフケア」について書いてみます。
長くなりそうなのでこの3回に分けます。
①セルフケアに出会ったきっかけ。
(今回の内容は推す理由までいきません。)
②色んな人がいる。
③社会的意義があると考えている。
…………………………………
①セルフケアに出会ったきっかけ。
自分自身がかなり酷い腰痛になり、セルフケアが必要だった。
インストラクターとしての第一歩を踏み出した
その日にぎっくり腰になり、そのまま研修に突入。
ずっと騙し騙しで毎日を乗り切っていました。
医学的な診断は「椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症」
MRIやCTの画像を見て愕然としたことを覚えています。
私の父は40歳半ばで何度か椎間板ヘルニアの手術をしていて、
当時中学生だった私は、母から「運が悪かったら父は車椅子生活に
なるかもしれないからね。五分五分だって言われてる。」
「あー、半分大丈夫なんだ。そっかー。」
と能天気に自分の明日のことで頭いっぱいながら
なんとも言えないモヤモヤした感覚を覚えていて、
自分の患部の画像がその時に見せてもらった
父の画像とすごく似ていて怖かった。
MRIをとったあと、整形外科の先生からは
早めの手術をお勧めされました。
「まだ若いし、早く手術した方がいいよ」
手術をしたら、数ヶ月動けない。
リハビリがいる。
私たち子どもらに痛いそぶりを一切見せなかった父。
毎日、看護に通っていた母の背中も知っている。
新人の自分に居場所はないぞ。
本契約もまだだぞ。
どうしようか。。。どうする?
手術は嫌だ。。
違う手を探そう!
やりながら、なんとかしよう。
今考えると、相当無茶苦茶なことをしてしまっています。
皆さんは、酷い痛みの時は「おやすみ、リハビリ」をしてください。
そんな状況下、私は多くの本を買いこみ、読破し、
調べることや、これは!と思った先生に会いに行く、メールする。
できることは全てするそんな生活でした。
お給料は全て、整体や勉強、本、貯金なんて頭にはありません。
遊ぶことさえ忘れて、いいケアはないか、何か手段はないか。。
あとの時間はヨガの勉強。2つだけの生活でした。
好きだった音楽、ライブやイベントに行くことパタリと止めた。
CDを収集することもやめた。
服、おしゃれへのこだわりも無くなり、シンプルになった。
(この時期に、私は友達が減ったと思います。
ただでさえそんなに社交的でないのに。
それでも連絡をくれた友人を感謝し、尊敬しているから、
私は誰よりも大事にしたいと思っています。)
でも楽しかった。
大人になって、こんなに集中できることがあるんだという
驚きもあった。
痛いけど、セルフケアを試し自分で実験して変わっていく。
確実に楽になっていく。
痛いけど、楽しかったんです。
その当時、自分のヨガはどうしていたのか、、、
正直痛すぎてシャバーサナは苦痛だし、
足も上げられないし、橋のポーズは腰を床から上げられない。
こんなインストラクターって、、、(涙)。
ごめんなさい。と思いながらお仕事としては
「リラックスヨガ」だけを担当。
まる一年、他のプログラムを担当するための
研修すら受けられる状態ではなく。
どんどん先に進む同期、そして1年後輩のみんなも
どんどん進んでいく。
自分だけ進めていないという不安や焦りが正直ありました。
そんな中での、
実際ヨガのポーズはまともに取れない中。
自分のヨガの時間は「セルフケア」でした。
今思うと、爆走暴走しやすい私の性質をみて、
一歩一歩進みなさい、そうして階段をゆっくり登りなさい
ヨガのポーズの前に「セルフケア」で自分を見つめなさい。
そういわれているように思います。
そんな時に出会ったのが、トリガーポイント研究所の所長である
佐藤恒士先生のブログでした。
「仰向けになって、お腹を棒で押している」様子がこの記事に
あります。
私が昔見た写真とは違いましたが、
内容はこれです。
「トリガーポイント」なんて全く知らない状態で、
なんでもやってみる精神だった私は、すぐにやってみました。
ありゃ?
なんだこれは、、、効くぞ。
一回で?こんなに変わるのか!!!
びっくりしました。
これは自分の痛みにあっていそうだ。
これがきっかけで、トリガーポイント研究所に賛同されている
施術家さんの元へ通いながら、
大腰筋と腸骨筋をセルフケアすることを
毎日数回決めた時間にすることを続け習慣化しました。
習慣のリズムはこうです。
朝起きてからそのまま寝転んで。約5分。
出勤前の2−3分。
寝る前同じく寝転んで。約5分。
酷い痛みで辛い時は、好きな音楽を聴きながらゆったりと
腸骨筋を軽く押すケアをじっくり飽きるまでする。
そんな形で「セルフケア」と私は出会いました。
セルフケアをしている時間が自己対話の時間だったと
痛みが軽くなってきた頃に気がつきました。
自分はヨガを実践できていない。練習全然できていない。
そう思って責めていました。
でもそうではなかったと思っています。
ヨガって自己対話だと思うんです。
内観の時間。
今、何に気付いてる?
今日のワタシのからだの状態は?
あ、今呼吸の質、感覚が変わったな。
熱が生まれ出したな。
アーサナ、ヨガのポーズは取れなかったけど
セルフケアを続けることで自己対話を続けていました。
筋肉のハリや硬さのある部分に触れて、
今日はどんな状態にあるのか?
あ、今緩んだな、感覚が変わったな。
呼吸がしやすくなったな。
見た目は全く違う。
アプローチは違う。
でも、「今」にいることを感じている。
同じだと思うんです。
別の機会に書こうと思いますが、
クリパルヨガに惹かれたのは、ここで書いた感覚を
そのままクリパルヨガの体験で同じように感じました。
これが大きいと思います。
クリパルヨガも
トリガーポイントのセルフケアも
とても衝撃的だった。
出会えたことへの喜びも大きかった。
ここから何が起きるんだろうというワクワクもあった。
これはなんなんだ!?という興味が湧いてきた。
今こうして思い出しながら書いてみると
どちらもヨガのインストラクターとして駆け出しの
同じような時期に出会っていたんだな。
同じように深い関心、興味があった。
今回はセルフケアも推す理由①出会い
を書いてみました。
ブログを書くようになって、読み返し、、、
読みにくい文章だなーと思うと同時に
体験談、私の主観が強いブログだなと思いました。
あくまで私の主観で感じたこと。です!
皆さんは皆さんの感覚や気づきがある。
一つの体験のシェアだと思って、
私のブログを読んでいただければ嬉しいなと思います。
(これを言わなくちゃ、書かなきゃとずっと思っていました。)
そして今回は特に「腰痛」で痛かった時期のことを書いています。
冒頭にも書きましたが、痛みがひどい時は
皆さん、絶対に「休んで」ください。
私は悪い例です。
もし1ヶ月思い切って休んでいたら。。。
と今は思って振り返る時があります。
痛めたときは、まずは炎症を落ち着かせてから、
セルフケアやリハビリをしましょう!
色んな考え方やアプローチがあると思うのですが、
ストレッチで伸ばし過ぎも痛みがある時は特に要注意だと
私はお伝えさせてもらっています。
…………………………………
痛みや困難、、、
人によっては人間関係だったり。
時として、自分の前に立ち塞がる「壁」として現れる。
これをどう打破するのか、乗り切るのかが
自己成長と大きく関わると理解するのは
もっともっと先の自分でした。
また長くなってしまった。
今日はこんなところで終わりましょうか。
…………………………………
西日本、近畿地方は最後の春の冷え込みかしら?
という寒さです。
皆さんのお住まいの地域はどうでしょうか?
今週は朝晩の寒暖差がありそうですね。
そろそろ春の装いがしたくなるところですが、
3首(足首、首、手首)暖かくして過ごしてくださいね。
YOGATO ウェルネス・オンライン・ヨガ・コミュニティ
2024年4月1日 STARTです!
4月からは兵庫県芦屋市にて対面クラスも始まります。
HPをどうぞチェックしてください。
YOGATO主宰 うおざきよしこ