【アームライン – Arm Lines】
キーワード:支える・抱く・解放する
腕線は、体幹から腕・手先へと伸びる4本のラインで、
動きの中で「支える」「押す」「抱きしめる」といった行為を支えています。
4つのライン構成:
- 浅層前腕線(Superficial Front Arm Line)
- 深層前腕線(Deep Front Arm Line)
- 浅層後腕線(Superficial Back Arm Line)
- 深層後腕線(Deep Back Arm Line)
前鋸筋は「深層前腕線(Deep Front Arm Line)」に属し、
小胸筋 → 前鋸筋 → 肋間筋 → 上腕三頭筋長頭 → 尺側手根屈筋へと
深い部分に続きます。
このラインは、胸郭と腕を安定的に結び、
手で支える・押す・触れるといった動作における“内側のつながり”をつくっています。
YOGATOのセルフケアでは
・前鋸筋ほぐし(横向きアプローチ)
・腕を捻って、肩と手を押し合うワーク
・肩甲骨と腕の協調を感じるヨガポーズ
(鷲の手やヨガムドラの動きなど)が、このラインを開く鍵となります。
補足:アームラインは外側線・螺旋線の延長線上にあり、
動きの最終端として「意識を外へ伝える」ラインです。
深前線の安定がなければ、アームラインの自由は生まれません。
