ヨガと暦と。

ヨガと暦と。[小寒・冬土用]

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ヨガと暦と。[小寒・冬土用]


二十四節気(にじゅうしせっき)/小寒(しょうかん)  

1月6日から1月19日までの時期  


遅すぎる「小寒」の投稿となってしまいました。

申し訳ございません。



明日の朝、次の「大寒」のブログを投稿します。


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小寒は「寒の入り」とも呼ばれ、次の「大寒」へと、

これからが一年で最も寒さが厳しくなる「寒の季節」の始まりです。

この時期はからだも心も冷えやすく、気温の変化に負けないように内側から温め、

抵抗力を高める養生がとても重要になります。


小寒の寒さは、からだの芯まで冷えを感じさせます。

この冷えを和らげるためには、内臓をしっかり温めることがポイントです。

朝一番のお白湯 朝にお白湯を飲むと、

内臓が穏やかに温まり代謝が上がりやすくなります。

日中の飲み物としても、1杯だけお白湯に置き換える習慣を試してみませんか?

 「お白湯はちょっと…」という方は、生姜をすりおろしたものを小さじ1杯、

ジンジャーティーが簡単でおすすめです。

私はこの時期は紅茶に加えてジンジャーティーを作ってよく飲みます。

少し蜂蜜を加えると飲みやすくなりますね。

暖かい状態で飲みたいので私は家でもサーモカップを使っています。
暖かさを長く保ってくれるのは、ありがたいですね。





生姜は冬の食養生にとってもおすすめです。


生姜がお嫌いな方は無理をせず、

冷たい飲み物や生ものを控えるだけでもからだを守る効果があります。

できるだけ暖かいものを摂取しましょう。


生姜ストックの活用 生姜を皮ごとすりおろして小分けで冷凍すると便利です。

上のジンジャーティーもサクッと作れます。

ストックしたすりおろし生姜は、スープやお味噌汁に加えると、

からだの中からポカポカとした温かさを巡らせてくれます。

野菜炒めを生姜風にするのもおすすめです。


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冬土用は次の季節への準備期間です。

また、小寒の期間に重なる1月17日から2月3日は『冬土用』にあたります。

土用とは季節の変わり目を表し、冬から春への移り変わりを迎える大切な時期です。

季節の変わり目にあたる土用の時期は、体調を崩しやすくなると言われます。

無理をせず、ゆったりと過ごしながら心とからだを整えることが大切です。

冬の季節グッと厳しくなるこの時期、

改めて冬の「腎」と「膀胱」の経絡を整えることも大切ですね。

また、季節の変わり目は「胃」や「脾」の経絡も影響を受けやすいので、
併せてケアを意識しましょう。

●腎と膀胱の経絡ケア

腎経を温める
腎経は足裏から内腿を通り胸へ続く経絡です。
足湯や温かい飲み物で内臓を温めることが効果的です。
足裏のマッサージや湯たんぽもおすすめです。

膀胱経をほぐす
膀胱経は背中の中央を縦に通ります。

腰や背中を温めながら、ヨガやストレッチでこのラインを柔軟に保ちましょう。

胃と脾の経絡ケア

土用は「胃」や「脾」の働きが乱れやすい時期です。
消化に良い温かいスープやお粥を取り入れ、冷たい飲み物は控えめに。


股関節や内腿を意識したヨガやストレッチ、セルフケアで脾経を整えましょう。

そしてヨガやストレッチ、セルフケアと同時に腹式呼吸を取り入れることをしてみて下さい。

内臓を穏やかに動かし、からだを芯から温める効果もあります。

経絡のケアやヨガ、セルフケアを通じてからだを温め、

心を穏やかに保つ時間を大切にしましょう。


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(今回のメールマガジンの補足では

冬土用にもおすすめなこの「内臓調整」をご紹介します。)



小寒が終わり、大寒へ。

1月17日からは冬土用の時期。

心とからだを労り、温かさを育むケアを意識して、

厳しい寒さを健やかに過ごしていきましょう。

皆様、どうぞご自愛ください。

YOGATO うおざきよしこ