ヨガと暦と。[大雪]
二十四節気(にじゅうしせっき)/大雪(たいせつ)
12月7日から12月21日までの時期
ヨガと暦と。
少々遅くなってしまいましたが、7日から[大雪]に入りました。
7日の頃、グッとさらに気温が下がり寒さを感じました。
皆さんの地域ではどうでしょうか?
大雪の頃は、冬の寒さが本格化し、山々に雪が積もりはじめる時期です。
冷気が強まるこの時期は、からだが冷えに対してより敏感になるため、
しっかりとした養生が欠かせません。からだを芯から温め、
冬の厳しい寒さに備えるための心地よいセルフケアを意識していきましょう。
大雪の時期は、からだの芯まで冷えが届きやすくなります。
足湯や半身浴、腹巻きなどでからだをじっくり温める「温活」を日常に取り入れることで、
冷え対策の効果が高まります。
とくに、足元の冷えは内臓にも影響するため、
温かい靴下やスリッパを使って足元をしっかりと守り、足首も冷やさぬように過ごす。
毎朝少しだけでもからだを動かして過ごすというのも、
血の巡りをよくするのでおすすめです。
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大雪の時期、養生の中心は「腎」を補うことにあります。
腎はからだを温め、水分を保つ機能と深く関係しています。
この時期におすすめの食材は、
黒豆や山芋、栗、しいたけ、ニンジンなどの根菜です。
これらは滋養を補い、からだを内側から温める働きがあります。
じっくり煮込んだスープや味噌汁に、根菜や生姜を取り入れると、
からだがしっかりと温まり、免疫力もサポートされます。
寒さが厳しくなると、からだだけでなく心も
どこか縮こまってしまうことがあります。
大雪の頃は、静かに自分と向き合う静かに過ごすの時間を作って、
心を穏やかに温めるひとときを大切にしましょう。
背骨を伸ばし、背もたれがあってもいいですね。安定して座ります。
穏やかに座り、ゆっくりと深い呼吸をしながら、からだの内側に流れる温かさを感じる。
冷えに負けない『心の安定』が生まれてきます。
休む時間を意識に作ることもこの時期には大事ですね。
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(今回の補足は、『休むとは?ー冬の「腎」を整え休む方法』をシェアします。)
寒さが本格化する時期、心とからだを温かく保ちながら、
大切な冬の養生を楽しんでいきましょう。
皆様、どうぞご自愛ください。
YOGATO主宰 うおざきよしこ