きゅっと寒い日が続いていますね。
雨の降る日も冷たい雨。
二十四節気(にじゅうしせっき)/雨水(うすい)
2月19日~3月4日頃までの時期もう少しでこの時期も終わりを迎えます。
皆さんはどんな雨水の時期を過ごされていましたか?
私はもう一つの本業「カーチャン業」邁進。
その中で気づいたことが一つ。
1歳8ヶ月の息子はどちらかと言うとマイペースで
お母さんにベッタリタイプではないのですが、
今朝は甘えん坊モード発動で、くっつき虫で抱っこマン。
こう言う時の彼は、
何かしら心身に気づいてほしい「変化が起きている」のサインを発している。
1月の入院から回復し、絶好調に見える様子でも、
サインが出ている。
冬の寒さから春へと移る揺らぎの時期。
彼も揺らいでいる。
私もきっとそう。
息子にも自分にも、
みて。感じて。整えて。声をきく。
呼吸して、リラックスして。
向き合おうと改めて想う日々でした。
雨水の時期の寒暖差、「3寒4温」とはよく言ったものですね。
梅の花がさき、菜の花は黄色く花開き、
ゆっくり、だんだんと暖かな日々へのグラデーションを見せてくれる。
すぐ走りそうになる私に、ゆっくりで良いんだとを教えてくれます。
留まっているようで、準備している。
冷たい雨も寒い日も、春を迎える準備だと思うと心踊る気持ちがしてきます。
雨水に旬を迎える野菜は、菜花(なのはな)です。
先日、鍼灸師でクリパルヨガティーチャーの野見山先生のfacebook投稿で
白菜の花の写真を拝見しました。
「わー、何これ!ほぼ菜の花と同じだ!!!」
白菜も菜花の一つなんですね!
「はくさい」と読んでいるこの野菜も『菜』が付きます。
『さい』『な』『菜』
咲かせる花は菜の花とそっくり。仲間なんだなぁと改めて知りました。
気づかず、意識を向けず過ごしていました。
12月に開催した「養生よーが」WSの時に白菜をご紹介しました。
白菜もまだ寒い時期、引きづづき食べてくださいね。仲間です。
あゝ、ここにもグラデーションが在る。
雨水の時期に積極的に摂りいれたいお野菜は「菜の花」。
我が家でもこの時期何度も食卓に上がりました。
濃いめにとったお出しでゆがくと、甘味も増して苦味がカバーされて、
1歳8ヶ月の息子ももぐもぐ沢山食べてくれます。
私なりのコツはお醤油で味を決めてしまわず、
「お塩」で出汁の風味をひき立てておくこと。お醤油は少しだけ。
これだけで料理の腕は平均レベルの私にも、
旬の菜の花が美味しいおひたしやお吸い物に変身してくれます。
(加工された「食塩」は避けて、ゆっくり水分がとんだ、
ミネラルたっぷりの「お塩」をお勧めします。
塩についてはさまざまな考え方や選び方ががあります。
膨大な文字数になりますのでまた後日。)
モリモリのおでんに沢山の菜の花をそえる季節もあと少し。
何度も繰り返します。
呼吸して、
リラックスして。
最後の寒さを感じて愉しんで過ごしましょう。
YOGATO主宰 うおざきよしこ