ヨガと暦と。

ヨガと暦と。[立春]

ヨガと暦と。

ヨガと暦と。[立春]

二十四節気(にじゅうしせっき)/立春(りっしゅん)  

2月3日から2月17日までの時期  

立春は、冬の終わりと春の訪れを告げる節目のとき。

まだ寒さは厳しいものの、暦の上では春の始まりです。

「春立つ日」とも呼ばれ、

これまで内にこもっていたエネルギーが

少しずつ動き出し、芽吹きの準備が始まります。

心とからだを春へと整えていく

そんな養生をしたい時期です。  

冬の間にため込んだ冷えや滞りを、

そろそろ外へと巡らせていくタイミング。

冬から春へと移り変わる時期は、

急な気温変化や花粉の影響もあり、

自律神経が乱れやすくなることもあります。

春をスムーズに迎えるために、

少しずつ「流す」意識を持ちましょう。

・深い呼吸をしながら、

ゆっくりとストレッチ

・肩甲骨や股関節をやさしく動かして、

滞りをほどく

・軽い散歩やヨガで、

内側から温めながらめぐりを促す

冬の間に縮こまっていた身体を、

ゆるやかに目覚めさせるイメージで。

自分自身を観察をするように動いてみてください。



今、どんな感じなのか、

そのまま受け止めてみてください。

詰まりや硬さを感じたら

無理にストレッチしたり、強くほぐしたりせず、

ゆっくりと動かしながら、待つ。

だんだん変化する、ゆるまる身体を

感じてみてください。

静かに深い呼吸をしながらただ待つのです。
春の訪れを待つように。

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立春を迎えることで、

また新しいサイクルが始まります。

旧暦の一年のはじまりです。

心身のリズムを春へとシフトさせるように、

冬の余韻を味わいながらも、

少しずつ動き出す準備を。

深呼吸をしながら、

やさしく流れをつくって参りましょう。

冬から春への移ろいや変化を愉しみながら

健やかな立春をお迎えください。

YOGATO うおざきよしこ