ヨガと暦と。[立冬]
二十四節気(にじゅうしせっき)/立冬(りっとう)
11月7日から11月21日頃までの時期
暦の上では立冬が冬の始まりを告げ、
私たちのからだと心も自然と冬のリズムに移っていきます。
この時期の養生には、「温めること」と「滋養を補うこと」がとても大切です。
本格的な冬に向けた備えを今から少しずつはじめ、整えることで、
寒い季節も快適に過ごし、体力を養いながら心穏やかに日々を重ねていきましょう。
立冬を迎えると、冷えがからだに及ぼす影響が少しずつ強まります。
まずは、冷えから身を守るために衣類を見直してみたり、
食事で内側からからだを温める習慣を取り入れてみてください。
特に足元の冷えには気をつけ、
厚手の靴下やレッグウォーマー、温かいスリッパを使って足元を守るよう心がけましょう。
足湯や腹巻きも効果的で、血行を促進し内側からからだを温めてくれます。
手首も同様、温めていたい場所です。
(足首・手首・首、この3首を温める✨)
秋におすすめしていた手首を温めるセルフケアなどもおすすめです。
(Instagramの投稿した「Silent Self-Care(1/8)」、
20秒程度の短い動画なのでぜひみて下さい。)
https://www.instagram.com/p/DBf94cfKDqZ/
そして、やっぱり『動くこと』。大事ですね。
ヨガで「からだ全体」を使った動きで、からだの芯を温めることが効果的。
心地よい呼吸に合わせて動くことで、
内側からポカポカとした温もりが生まれ、
心地よいエネルギーがからだ全体に巡ります。
・ ・ ・
冬の冷たい空気の中でゆっくりと呼吸を整えると、
心も自然と穏やかに落ち着きます。
寒さの中でこそ、意識的に呼吸に目を向け、
心を温かく保つことを大切にしてみましょう。
忙しい毎日の中で、少しでも「自分を労る時間」を持つことが、
寒い冬を穏やかに乗り越える力となります。
試しに、3分。
どうぞ目を閉じて『深呼吸』をしてみて下さい。
胸に手を当ててしてみるのもいいですね。
自分を抱きしめた状態でゆっくり呼吸をするでもいい。
短い時間でも、静かに呼吸をしたり、瞑想をすることで、
心の奥底に穏やかさを感じられるでしょう。
ゆっくりとしたヨガのポーズや深呼吸は、心身をリラックスさせ、
ストレスや不安から解放されるひとときになります。
心が温かく、安らぎに包まれていると、
冷えにも負けない力が自然と生まれてくるものです。
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(今回の補足内容はこの時期の食養生についてです。)
冬の始まりと共に、
温かい時間も大切にしていきましょう。
皆様、どうぞご自愛ください。
YOGATO主宰 うおざきよしこ