ヨガと暦と。

ヨガと暦と。[大寒]

ヨガと暦と。

ヨガと暦と。[大寒]

二十四節気(にじゅうしせっき)/大寒(だいかん)
1月20日から2月3日までの時期

大寒は、一年で最も寒さが厳しい時期であり、

寒の最高潮を迎える節気です。

この時期には、からだを冷えから守り、

心身の健康を保つための徹底した『養生』が求められます。

寒さが極まる中で、内側から温かさを育む意識を持ち、

自然の流れに寄り添った生活を心がけていきましょう。


ひとつ前の「小寒」のブログではジンジャーティーをおすすめしました。

大寒の期間はさらにからだが冷えやすくなるため、

シナモン・クミン・カルダモン、唐辛子などの

スパイスを取り入れた煮込み料理や鍋料理がおすすめです。

(スパイスの詳しい紹介はメールマガジンの方に書きます。)


今年はキャベツや白菜がお高い値段に!
(輸送コストも大きいので産直のお店がありがたいですね・・・)



先週、神戸の対面クラスで向かった元町商店街。

帰宅時に八百屋さんに寄ったのですが、

キャベツがひと玉900円でした。

ニュースで見た1000円には至らないものの、

この価格は人生で初めて見ました!!!


皆さんの街ではどうでしょうか?

キャベツメインの蒸し鍋や、毎月恒例のお好み焼きの回数は減り。

冬はお鍋をすることも多いですが、白菜が少なめに・・・

そんな時は大根やにんじんをおすすめします。

これら根菜も冬の食養生としておすすめです。


大根やにんじんは年中手に入るため忘れがちですが、冬の養生野菜です。

我が家ではピーラーで薄く細長くペラペラにしたものをたっぷり作り、

それをメインにお鍋にすることもあります。ベジヌードルのような作り方ですね。

大根
消化を助け、からだを温める効果があります。

特に煮込むとからだに優しく温かさを与えます。

大根の葉もカルシウムが豊富で、スープや味噌汁にぴったりです。

にんじん
からだを内側から温め、ビタミンAを補給するのに最適です。

煮物やスープ、蒸し料理で甘みが引き立ちます。

れんこん
血行促進と肺を潤す効果があり、冬の乾燥した空気にも適しています。

輪切りにして軽く炒め、さっぱり蒸し鍋のコクになるものとして
ひと添えするのもおすすめです。

かぶ
からだを温め、消化を助ける効果があります。

煮物やスープにすると甘みが出てほっこりします。

葉もビタミンが豊富で、炒め物や味噌汁に最適です。

しらすと炒めて焼飯にしたり、ふりかけを作ったり。

綺麗な葉のかぶや大根は嬉しいです。



また、発酵食品も腸内環境を整え、

免疫力を高める助けになります。

納豆や味噌、漬物などを積極的にいただきましょう。

バランスよく冬の食養生を取り入れたいですね。

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厳しい寒さが続く大寒の時期は、
からだを冷えから守るためにヨガや軽い運動を取り入れることも大切です。
血行を促進し、代謝を高める効果があります。
特に、ストレッチや太陽礼拝のポーズはからだをしっかりと温めてくれます。
腹式呼吸もお腹からからだを温めるサポートになります。

呼吸とともに全身を意識的にほぐし、
寒さによるこわばりを和らげましょう。



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(次回配信ののメールマガジンの補足では、
冬土用にもおすすめな「内臓調整」をご紹介します。)


大寒と冬土用の時期。

この時期を過ぎれば春がやってくる兆しが見えてきます。それが「立春」です。

昔から厳しい寒さが苦手な私、

今の時期から「春よこい〜!」とウキウキしています。


皆様、どうぞご自愛ください。

YOGATO うおざきよしこ