ヨガと暦と。[処暑]
目次(開く)
・処暑とは?夏から秋への移り変わり
・処暑におすすめのヨガ|三角のポーズ
・処暑の養生ポイント
・呼吸を整える暮らしのヒント
・処暑を味わう日常の過ごし方
処暑とは?夏から秋への移り変わり
二十四節気の「処暑(しょしょ)」は、
8月23日頃から9月7日頃にあたります。
「暑さが落ち着く」と書くように、
厳しい暑さの峠を越えて、少しずつ秋の気配が感じられる頃。
夕暮れの光がやわらぎ、空の高さや吹き抜ける風に
季節の変化を見つけやすくなります。
夏にたまった熱を手放し、
秋の穏やかなリズムへ移っていく節目です。
・ ・ ・
処暑におすすめのヨガ|三角のポーズ(トリコンアーサナ)
処暑におすすめなのは、三角のポーズ(トリコナーサナ)。
胸と肺をひらき、側面の伸びやかな広がりを
感じる時間を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
呼吸が深まりやすくなり、
秋に影響を受けやすい「肺」の養生にもぴったりです。
夏にたまった熱やこわばりをやさしく手放しながら、
内側にゆとりを取り戻していきましょう。
・ ・ ・
処暑の養生ポイント
・早朝や夕方の風にふれる
昼間はまだ暑さが残りますが、朝晩は涼しさが混じり始める時期。
散歩や深呼吸で季節の空気をからだに取り入れましょう。
・食養生で湿と熱を整える
夏の湿気や熱をそのまま残すと、秋に咳や喉の不調につながります。
梨、白きくらげ、れんこんなど潤いを与える食材がおすすめです。
・心身をクールダウンする時間を持つ
日中の活動後や夜の時間に、
ぬるめのお風呂や軽いストレッチでクールダウン。
睡眠の質を守ることが、秋の体調を支えてくれます。
・ ・ ・
呼吸を整える暮らしのヒント
処暑は、肺や呼吸に目を向けるとき。
胸をひらくアーサナや、
肩まわりをほぐすセルフケアが呼吸の助けになります。
”秋の肺の経絡にアプローチ”呼吸を深める
「セルフケア整体」のテクニックをご紹介します。
ご興味のある方は、ぜひご登録ください。
・ ・ ・
処暑を味わう日常の過ごし方
処暑はただの「暑さの終わり」ではなく、
からだが秋へと切り替わる大切なタイミング。
がんばるのではなく、「深呼吸をする」「夕方の空を見上げる」・・・
そんな小さな行動が、次の季節の自分を整えてくれます。
移ろいゆく季節を「自然の中の一部なんだなぁ〜」と
味わいながら、すこしずつ整えていきましょう。
YOGATO うおざきよしこ
関連リンク
・ヨガと暦と。[立秋]
・『YOGAWeek 2025』オンラインイベント講師参加
・Discovering Yoga: The Essence of Kripalu[サンブレス]