ヨガと暦と。[処暑]
処暑(しょしょ)
二十四節気(にじゅうしせっき)/処暑(しょしょ)
8月22日から9月6日頃までの時期。
立秋を過ぎ、暦の上で夏が終わりに近づくと、次に訪れるのが「処暑(しょしょ)」です。
秋の二十四節気は計6節気。
立秋(りっしゅう)、処暑(しょしょ) 、白露(はくろ) 、
秋分(しゅうぶん) 、寒露(かんろ) 、霜降(そうこう)
処暑とは、「暑さがとまる」と書き、その名の通り、
暑さが徐々に和らぎ始める時期を指します。
夏の盛りが過ぎ去り、少しずつ秋の気配が濃くなっていくのを感じる頃。
まだ日中の陽射しは強く、夏の名残を感じるものの、
朝夕の風は確実に涼やかさを帯び始めます。
夕暮れ時、家の窓を開け放つと、心地よい風が部屋を通り抜けるようになります。
そんな風に乗って、虫たちの声も変わり始め、
夏の賑やかな蝉の声から、秋の虫たちの音色へと移り変わっていくのが感じられる。
そんな時期。
空には秋の兆しが現れ、真っ青だった夏空にうっすらと白い雲がかかるように。
夕焼けの色合いも、次第に柔らかく、秋らしい穏やかなトーンへと変わっていく。
この時期は、夏の暑さで疲れた体を養生するのに最適な時です。
旬の野菜や果物が豊富に出回り、食欲が戻ってくると共に、
栄養価の高い食材が自然と食卓に並ぶようになります。
甘味を増してくるブドウや梨などが、体を内側から潤してくれる。
水分たっぷりのキノコや根菜類を使った炊き込みご飯、
きのこと卵のスープ、、、
秋にはきのこもおすすめ食材ですね。
暑さが一段落するこの時期、自然が与えてくれる恵みを改めて見直し、
感謝する良い機会です。
私たちは自然の恩恵に感謝し、
日々の食卓にそれを反映させることで、
季節と共に歩む喜びを感じることができる。
季節とともに生きることは、
豊かに穏やかに日々を暮らすコツなのかもしれませんね。
この時期、暑さが和らぎ始める中で、
私たちもまた心を落ち着かせ、自然の移ろいに目を向けていく。
秋の訪れを感じつつ、今という瞬間を大切にし、
静かに過ごす時間を持ちたいものです。
季節の移ろいを感じながら、無理をせず、自分のペースで過ごす。
自然のリズムに寄り添いながら、自分自身を労わる時間を持つことで、
心身ともに健やかな秋を迎える準備をしましょう。
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皆さんが健やかでありますように。
どうぞ、ご自愛ください。
YOGATO主宰 うおざきよしこ