このテーマは④回目。題名どうり、
クリパルヨガはどんなヨガなのかを今回は書いてみます。
世の中には色々なヨガがある。
流派によっては決まった動きが決まっていたり、決まってなかったり。
繰り返し実践する。
ということは同じだ。
ヨガの種類について質問されることは多い。
その都度お伝えすることは
「山を登る道の違い」「旅行の移動手段の違い」
東西南北、どの方向から登るの?
どんな準備で登るの?
その人の登山経験、運動経験、体力、年齢、生活環境、
状況によって登るルートも、方法も変わる。
登山未経験の私が急にヒマラヤに登ると言ったら
きっと皆さん止めるでしょう。
ヨガもそういった意味では同じだ。
「今」自分がどんな状態か、見極める。
自分にあったヨガが見つかると、とても生活が豊かになると思う。
交感神経が高くなって、不眠気味の方に
激しい集中と運動量のあるヨガのクラスを私はおすすめしない。
特に夕方以降なら、副交感神経を優位にさせて落ち着く状態にしたい。
上記特徴の方は運動量が高いクラスを受講される場合はお昼までに
済ませるのが良いですね。
ヨガをする人、これから未来にする人、
みんなが自分にフィットしたヨガに出会って欲しい。
そんな想いもあって書いている。
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ヨガという大きな枠は同じだ。
同じ「ハタヨガ」が源流でも
同じ経典をベースに生まれたヨガであっても。
同じ系統の名前をしているヨガだとしても。
「違う」ことも確かだ。
同じ川の流れから、違うスタイルがたくさん生まれた。
この歴史が面白い。
ではクリパルヨガはどんなスタイルなのか?
流派によっては決まった動きが決まっていたり、ルールがなかったり。
後者、そうでない方の流派だ。
絶対にこの通りに進める、実践していくというルールはない。
ただ、セオリーはある。
クラス構成のセオリーはもある。
でも、自由な部分が多い流派だろうと思う。
ティーチャーの意図や背景によってクラスの届け方は色あざやかだ。
同じクリパルヨガティーチャーであっても同じではなく、
それぞれのその方の個性が色鮮やかで面白い。
クリパルヨガになるエッセンスがある。
クリパルヨガYTT(トレーニング)で教わったことは、
ヨガの技術的な事やクラスデザインはもちろんだけれど、
「チッタ(心)」「ティーチャーの在り方」「コミニケーション」
そういった部分と哲学の時間も充分にあったことがとても嬉しかった。
YTTを思い出し復習したり、受講したり、
基本の20のアーサナをじっくり練習してみたり。
勉強を継続中、ティーチャーでもあり練習生の私です。
今この文章を書いていて、
「老舗の鰻屋さん秘伝のタレ」という表現がポンっと出てきました。
秘伝のタレ。
エッセンス。
このエッセンスには「ヨガの叡智」はもちろんのこと、
アメリカで育ち、発展したクリパルヨガだからこその理論的な部分や、
現代の心理学、多くのティーチャー背景、生き方が集約されて現在に至っている。
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私はかなり長い期間、「ヨガ」迷子でした。
8年前にもしクリパルヨガに出会っていなかったら、
今も迷子だったかもしれません。
ご興味のある方はぜひ、
全国のクリパルティーチャーのクラスに参加してみてください。
YOGATO ではオンラインクラスと
兵庫県芦屋市での対面のクラスを開催中です。
次回のクリパルヨガ@芦屋は4月26日(金)
残り4名様のご予約可能です。
クラスのご予約はこちらから。
https://coubic.com/yogato/1338637#pageContent
春の土用期間に入っています。
疲れを感じたり、風邪っぽいな、、、
そんな時はゆっくりお風呂に浸かって、
休憩時間、増やしましょう。
良い週末をお過ごしください。
YOGATO主宰 うおざきよしこ