【外側線 – Lateral Line】
キーワード:体側・支え・姿勢の安定
外側線は、からだの両側を頭から足まで通り、
立位でのバランス保持や側屈・体軸の安定を支えるラインです。
主な構成:
腓骨筋群 → 腸脛靭帯 → 大腿筋膜張筋 → 外腹斜筋 → 前鋸筋 → 肋間筋 → 頸筋群
前鋸筋はこのラインの上端に位置し、
外腹斜筋と連動して胸郭と肩甲骨を橋渡しします。
体側を伸ばす動き(側屈)や姿勢を支える「横の柱」のような役割を担っています。
YOGATOのセルフケアでは
・体側を伸ばす呼吸ワーク
・横向きでの脇下ほぐし
・立位の側屈アーサナ
などがこのラインを整える実践です。
補足:外側線は深前線の安定性に支えられ、螺旋線のねじり動作と重なります。
体幹を包む“側面の壁”として、他ラインと密接に連携しています。
