<第六チャクラとまなざしの知恵>
(36〜42歳/85〜91歳)
見えているものの奥に、
見えていないものがあることを知るとき。
第六チャクラは、そんな“深いまなざし”の目覚めの場所です。
場所は額の奥、眉間のあたり。
「第三の目」とも呼ばれ、
直感や洞察、ものごとの本質を見抜くちからとつながるとされています。
●36〜42歳/「未来を見据える」力を育む時期
このチャクラが大きく開きはじめるのは、36〜42歳のころ。
仕事や家庭、人生におけるいくつもの経験を通して、
周囲の評価ではなく、自分自身の感覚で道を選びたい、、、
そんな“内なる声”への信頼が育ちはじめる時期です。
若いころは「正解」を探して迷っていたことも、
この年代になると、白か黒かで割り切れない“グレー”の豊かさに気づき、
言葉にできない感情や、人の心の奥にある想いを
少しずつ、感じ取れるようになっているかもしれません。
また、かつて選ばなかった道、手放した夢、後悔さえも、
「今のわたし」を形づくる大切なピースだったと、
そっと受けとめられるようになる――
そんな“やわらかな視野の広がり”が訪れる年代です。
●85〜91歳/「物事の本質を見抜く」力の高まり
そして再び、第六チャクラと静かに出会い直すのが、85〜91歳のころ。
いくつもの季節を越えてきたまなざしは、
今度はもっと穏やかに、もっと遠くまで、
人や世界を包むように見つめていきます。
もう、答えを出す必要はありません。
ただ、そこにあるものを、あるがままに見て、味わう。
そんな静かな知恵とともに、
人生はさらなる奥行きと深みを帯びてくる。
第六チャクラの“目”は、外の世界を見渡す器官であると同時に、
自分自身の内側を見つめる入り口でもあります。
このチャクラのひらきとともに、
ようやく私たちは、自分自身の“ほんとうの視点”で
世界を見つめはじめるのかもしれません。
・ ・ ・
まだ先のように思える人生の後半。
けれど、こうしてチャクラの旅をたどっていくと、
年齢を重ねることの中にこそ、
静かで豊かなギフトが隠れていることに気づかされます。
未来の自分に向けて、
今、この瞬間からまなざしを育てていくこと。
ご飯がいただけることに感謝する。
今この瞬間、家族が揃えることに感謝する。
私の場合はヨガ以外に日々の感謝のお祈りが
見えないものに目を向ける練習、
まなざしの練習になっているのかな?と書きながら考えていました。
やさしく目を閉じて、自分の内側にそっと光をあててみてください。
じぶんの中の“第三の目”が、
きっと、ほんとうの視点へと導いてくれます。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。