<第五チャクラとほんとうの声>
(29〜35歳/78〜84歳)
「ちゃんと伝えたい」
「そのままの想いを、ことばにしたい」
そんな気持ちが、少しずつ形になっていくとき。
第五チャクラは、自己表現とコミュニケーションのチャクラです。
場所は「のどもと」。
言葉にする、声を出す、伝える、、、
そのすべてに関わる場所。
でもそれは、ただ“話す”という行為だけではありません。
本当に届けたいものはどこから来るのか?
言葉の奥にある「わたし自身」に、向き合うことでもあります。
●29〜35歳/「自分を表現する」時期
このチャクラが育つのは、29〜35歳ごろ。
社会の中での役割もだんだんと定まりはじめ、
家庭を築いたり、大切な人と共に歩む決意をしたり。
「自分をどう伝えるか」「どう折り合いをつけるか」が、
これまで以上にリアルに浮かび上がってくる年代です。
本当は伝えたかったのに言えなかったこと。
何度も言葉を選んでは、飲み込んだ想い。。。
それでも、誰かに届けたい「本音」が、
この時期にすこしずつ輪郭を持ちはじめます。
ときにぶつかったり、ときに沈黙したりしながらも、
ほんとうの声を見つけていく。
それは、勇気のいる旅でもありますが、
声を出すたび、言葉が届くたびに、
自分の中の“確かな場所”が育っていくのを感じるはずです。
●78〜84歳/「存在そのものが語る」深い表現の時期
そして人生の後半、78〜84歳でまた第五チャクラに戻ってくるとき、
声は少しずつ静かになっても、
そこに込められた想いの深さ、
言葉の選び方のやさしさが、にじむようになっていきます。
もう「うまく話す」必要なんてない。
ただ、必要なときに、必要な言葉を。
沈黙すらも、豊かな表現として受けとめられるようになる。
そんな、言葉と心がほどよく溶け合うような時期です。
・ ・ ・
第五チャクラのひらきは、
「わたしの声」と「誰かの心」が出会う場所。
そこには、対話のむずかしさも、
でもそれ以上に、通じ合えるよろこびがあります。
声にならない想いに耳を澄ませながら、
言葉と想いが、ひとつになっていくような時を、
やさしく味わってみてください。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。