<ヨガの中の“整体”—プレスポイントの可能性>

<ヨガの中の“整体”——プレスポイントの可能性

 – そして、モデレートとジェントル。それぞれの“内観”へ – >

プレスポイントマニアの私から、

今日はちょっと熱く語らせてください。


私はやっぱり、プレスポイントが好きだ。

……と、ここ最近あらためて実感しています。

リアルでもオンラインでも、クリパルヨガティーチャーの先輩方と

学びの場をご一緒させていただく機会が増えたことで、

自分の癖のようなものに気づきました。

どうやら私は、

かなり“きっちりと”プレスポイントを伝えているタイプのティーチャーのようです。

(自分で気づいてなかったんかーい!と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね〜)

もちろん、それには理由があります。

プレスポイントは、からだを安定させる“静かなテクニック”。

その安定があるからこそ、私たちはアーサナの中で呼吸し、

感じ、内側の変化に気づくことができます。

そしてもうひとつ、個人的にとても大きな理由があって……

私自身が何度も、ズレや違和感、そして不調を、

このプレスポイントで整えてきた経験からです。

一見シンプルな動きでも、

日々のクセや疲れの蓄積で、知らないうちに“ズレ”が生まれます。


でも、外から矯正するのではなく、

自分の内側からじわりと微調整していくこの方法は、

まるで“自分の手で行う整体”のように、からだの深くまで働きかけてくれます。

意識的に自分で動ける範囲で調整していくからこそ、

無理なく優しく、

基本的に間違った方向にからだを引っ張るようなことが起こりにくい。


それもまた、この方法の大きな魅力です。

(『自分で動く』これが大事✨)

クリパルヨガでは、「内観」「体験」「自己受容」が大切にされます。


多くのティーチャーが、基本はありつつ、

それぞれの言葉とスタイルでこの大切な要素を導いてくれます。

その中で私は、アーサナに入る時の「土台」を徹底的に作ることを大切にするタイプです。


ぐらつきがあるまま先に進むのではなく、

しっかりと安定した“からだという器”を整える。


そのうえで、呼吸や内観の深まりを支えていきたいと思っています。

ちなみに、モデレートのクラスでは、

このプレスポイントをフル活用していきます。

ひとつのポーズをじっくり観察しながら、

バシバシと微調整していく時間は、私にとっても探求そのもの。


一緒にからだを通して観ていく感覚を、ぜひ味わってもらえたら嬉しいです。

一方で、ジェントルのクラスでは、

プレスポイントは“必要なら自然に選べる”くらいのさりげなさで。


呼吸の誘導もできるだけ控えめにして「感じる」「味わう」ことを中心に構成されます。

呼吸誘導やアーサナの取り方について、

つい説明が多くなってしまったな…と反省会をすることもありますが、

これからも「瞑想的に感じるようなヨガの時間」をお届けできるよう、

意識してまいりますね。

ジェントルは、“今ある”呼吸やエネルギー、自重、からだをただ感じるヨガ。

呼吸と動きがつながる、「動く瞑想」のような時間です。

モデレートは、意識的にプラーナを動かし、アーサナを探求する中で「内観する」ヨガ。

そのアーサナがもたらすエネルギーや、自分の感覚、体験を観察し続けていきます。

どちらも「観る」ということに変わりはありませんが、

内観へと向かうアプローチはまったく異なります。

流れるように動くジェントルの中でも、

もしプレスポイントが自然と身についていれば、

簡単な誘導だけでも、

微細なからだの動きや内側の反応に気づきやすくなります。

それは、自分自身の“感覚の回路”がしっかり開かれている証だと思うんです。

さて、7月ももうすぐ終わります。

夏の後半へと、少しずつ季節が巡りはじめるこの時期。

ふと立ち止まって、自分の“中心”を感じ直す時間。

ほんの微修正から、その感覚は育まれていくかもしれません。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。