<『天突(てんとつ)』のツボとは?>
「天突(てんとつ)」は、胸骨の上端、鎖骨の間のくぼみにあるツボで、
呼吸器や喉、気管支の健康と深く関わっています。
このツボは「任脈」に属し、気の流れを整える上でも重要なポイントとされています。
(私はこの「任脈」、出産時に使ってみよう!思っていて、、、試しました。
恥骨ーだん中ー天突ー顎のあたりまで行ったり来たり流します。
手が使えない時は流れをイメージして深い呼吸をします。
妊娠中のリラックスにも「任脈」をっとの得ることはいいとされています。
お腹が張って寝れない時も使いました。不思議と落ち着くんです。
ヨガを日々しているからか、呼吸法をある程度練習していたからか、、、
陣痛が来た時から「任脈」流れを整えることをしたからなのか。
分娩室に入り、45分後に出産完了しました。
高齢出産でこれは珍しいと言われました。
それよりも「任脈」を流すことをイメージし続けた結果のように思っています。
ちょっと脱線しました。任脈・督脈もまた書きますね!)
●天突の主な効果と効能を
1. 呼吸を深める
天突は、胸部の緊張を和らげ、呼吸をスムーズにしてくれるツボです。
喉や胸の詰まりを感じるときに、このツボを押したりほぐしたりすることで、
肺の動きがスムーズになり、呼吸が深まります。
特に、寒い季節やストレスで浅くなりがちな呼吸の調整に役立ちます。
2. 喉や気管支のケア
天突は、風邪による喉の不調や、気管支の詰まり感を和らげるのに有効です。
長時間話す仕事をされている方や、季節の変わり目に喉の乾燥を感じる方にもおすすめです。
3. ストレスの緩和
喉周りの緊張は、しばしばストレスや感情の抑圧と関連しています。
天突を軽く押して刺激することで、首や胸のエリアがほぐれ、
感情面でのリラックス効果も期待できます。
4. 肩こりや首の緊張の改善
肩や首の緊張は、呼吸の浅さと関連しています。
天突を刺激することで、首から肩にかけての緊張が解け、肩こりの軽減にも繋がります。
5. 頭痛や目の疲れを和らげる
天突は、頭部への血流を良くする効果もあるとされています。
目の疲れや頭痛があるときにこのツボを優しくほぐすことで、症状が和らぐことがあります。
6. 咳を和らげる、抑える
天突を優しく押したり温めたりマッサージすることで、
喉や気管支の緊張をほぐし、血行を促進して呼吸を楽にしながら咳の緩和が期待できます。
天突のセルフケア方法
1. 指圧
指の腹を使って、天突を心地よい強さで押します。(指を少し曲げるとやりやすいです)
深い呼吸を意識しながら、5~10秒間押したらゆっくり離します。
これを3~5回繰り返します。
2. マッサージ
天突の周囲を円を描くように優しくほぐします。
皮膚や筋肉の緊張を感じる場合は、圧を調整しながらほぐしてください。
3. 温める
ホットタオルや湯たんぽを使って、天突周辺を温めることで、
筋肉がリラックスし、より深い効果が得られます。
!!!注意点!!!
強く押しすぎると痛みや違和感を感じることがありますので、心地よい強さを心がけましょう。
喉に違和感や腫れがある場合は、無理せずに休ませることも大切です。
特に咳が続き炎症を起こしている可能性がある場合は、炎症している患部の
喉や天突を保冷剤で冷やして下さい。
かなり落ち着きますよ。
風邪で咳がある時は、優しく「天突」のつぼほぐしをしてから、
冷やすがおすすめです。
他は冷やしたくないので、手ぬぐいに保冷剤をセット。
喉元に当てて首に手拭いを巻く。これ寝れない咳の時はお試し下さい。
「天突」は、日常のストレスケアや健康維持のためのセルフケアに最適なツボです。
風邪をひいている時以外も、ぜひ一日の終わりやリラックスタイムに取り入れてみてください。
今に合ったセルフケアを、少しずつ生活に取り入れていきましょう。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。