<「全体調整」という考え方 >

<「全体調整」という考え方 >

セルフケアというと、痛みや不調がある「部位」にフォーカスしがちですが、

YOGATOでは「全体調整」をとても大切にしています。

たとえば、肩が凝ったときに肩をほぐすだけではなく、

姿勢全体を見直したり、脚や横隔膜、呼吸を整えたりすることで、

肩そのものへの負担が減り、結果的に楽になることがあります。

このように、からだはつながっています。

一つの部分だけをケアするよりも、

全体のバランスを整えることで、より良い効果を得られるのです。

「急がば回れ」という言葉がありますが、セルフケアでも同じことが言えます。

短期的には一部分のケアが即効性を感じられるかもしれませんが、

全体を調整するアプローチは、その効果をより持続的で深いものにします。

さらに、全体を整えることで、

自分の体が本来持つ「自然治癒力」を引き出すことができます。

例えば、肩の痛みを取るために足のケアをしたり、

腰の重さを和らげるために背中全体をほぐしたり、お腹をほぐしたり・・・

そういった方法は、初めての方は意外に感じるかもしれません。

続けるうちに「これが穏やかに長く効く」という実感を得られるでしょう。

セルフケアは特別な知識やスキルがなくても始められます。

いつでも誰でもできます。

そこにぜひ少しずつ「全体を見る」視点を取り入れてみてください。

その積み重ねが、自分自身の体との対話を深め、

不調が出にくい心とからだへと導いてくれます。

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YOGATOでは、こうした考えをベースに、

わかりやすい方法で全体調整をサポートしています。

今日(2025年1月11日)の「トリガーポイント・ヨガセラピー 30〈肩/首〉」でも同じです。

メインのセルフケアは、肺の経絡(アナトミートレインで言うと前のアームライン)

をほぐすセルフケアをメインにしています。

ですが、その前に「3つの準備のセルフケア」をすることで、

一つひとつのセルフケア自体も「全体調整」として

生かされるようにつながりを重要視しながら行っています。

満遍なく、いろんな部分をまずは触れて感じて

どんな様子なのかみてみて下さい。

そして、もし不調を感じる部分があれば、

その部分だけあともう一回してみたり、

夜寝る前にセルフケアを足したりしてみて下さいね。

足し方がわからない時や、自分の今の不調にはどれがいいだろう?

迷った時はいつでも聞いて下さい!

まずは「これを足して下さい!」と個別にお伝えします。

瞬間、今、からだも心も変わります。

見続けて、、、「いつの間にかなんか楽になってたな」

そうあっていただけるように、、セルフケアをお届けし続けます。

自分の体に向き合う時間を、

ぜひ一緒に楽しみながら作っていきましょう。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。