潤いを受け取り、やわらかに根を張る
4月20日〜5月4日頃
春も深まり、新緑が生い茂りはじめるころ。
しっとりと、景色を濡らす雨が降りはじめます。
暦の上では少し進んで、(投稿が遅れておりました!)
今はもう、この穀雨の気配の中にいます。
乾いていた地面がゆっくりと潤いを含み、
草木はその水を受け取りながら、静かに根を深めていきます。
外の世界がみずみずしさを増していく一方で、
私たちのからだの中にも、少しずつ変化が訪れています。
なんとなくからだが重たいと感じたり、
お腹のあたりに、すっきりしない感覚が残っていたり。
春の終わりのしとしと雨の湿り気が、
内側の感覚にも重なりやすい時期です。
外へ向かって伸びていきたい気持ちと、
どこか落ち着いていたいような、からだの重み。
そのどちらも、今の自然な状態です。
無理に軽くしようとするよりも、
そういう時期なのだと、その重さを受け取りながら、
見届けながら過ごす過ごす。
そんな関わり方も、
この時期のからだにはなじみやすいかもしれません。
今月の観察ポイント
お腹の感覚に意識を向けてみます。
呼吸をしたときに、
お腹の内側がやわらかく広がり、
吐く息とともに静かに戻っていく。
その小さな変化を、
感じるように見守ってみます。
もしどこかに重さや固さを感じたら、
そこへ呼吸を置くように、ただ眺めてみる。
優しく手のひらをその場所に置いてみるのもいいですね。
その意識だけでも、
内側の巡りが少しずつ動きはじめるのです。
おすすめのアーサナ

・マツエンドラ・アーサナ(座位のねじり)
床に座り、背骨をやさしく引き上げながら、
呼吸に合わせてゆっくりとからだをねじっていきます。
一度で深くねじろうとするよりも、
吐く息とともに、お腹、鳩尾、胸、と下から順番に積み立てていくように。
ねじることで生まれる刺激と、
ほどいたあとに広がる静けさ。
その行き来の中で、
自分の真ん中にいるような時間です。
・セツバンダ・アーサナ(橋のポーズ)
仰向けになり、足裏で床を押しながら、
骨盤をやわらかく持ち上げていきます。
前側をひらくことで、
お腹まわりにたまっていた重さが、
少しずつ流れていくような感覚が出てくることもあります。
がんばって持ち上げるのではなく、
足や肩、土台となる部分全体で支えながら、
呼吸の通り道を観察するように過ごしてみる。
内側にたまっていたものが、
ゆるやかに巡りはじめるきっかけになりますね。
暮らしの養生
湿気がからだに溜まりすぎないよう、
温かい飲み物や、お腹にやさしいものを選んでみる。
冷たいものよりも、
じんわりと内側に広がる温かさを。
歩くときも、
足の裏で地面をたしかめるように、ゆっくりと。
一歩一歩、
自分の重さをそのまま預けていくように歩いてみます。
やわらかく湿った土のように、
重さを含みながらも、内側は静かに動いている。
そんな力強い生命力が、この季節の中に生きています。
5月からのオンライン体験メンバーさんも、募集しています。
(お申込みページはこちらから)
春の芽吹きの流れに合わせて、
からだを整える時間を持ってみたい方は、
このタイミングでご一緒できたらうれしいです。
定期的にHPブログを投稿しているので、
また見にきてくださいね。
