YOGATOの週末コラム

横顔に触れる春の夜 – 側頭部からほどく呼吸とからだ

YOGATOの週末コラム

春分をすぎて、光が少しずつ増していく季節。
からだの内側でも、静かに動きはじめているものがあります。

意識が、上へ、外へと向きやすくなる時期。
もし今、
ふだんより呼吸が少し浅いように感じたり、
首や肩まわりに、
かすかな緊張が集まっているような気がしたら。

それは、季節の移ろいに、
からだが自然にに応えようとしている、
ひとつのサインかもしれません。

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こめかみや側頭部のあたりは、
東洋医学では「胆経(たんけい)」の流れと重なる場所。

からだの側面を通るその道は、
頭の横を細やかにめぐり、
首や肩、そして体側へとつながっています。

このあたりにそっと触れてみると、
思っていたよりも、
繊細な緊張が残っていることに気づくことがあります。

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大切なのは、無理にほぐそうとすることではなく。
こめかみや側頭筋に、
ただ、そっと手を添えてみる。撫でる。
チョンチョンとタッピングしてみる。

それだけで、頭の内側にあった張りが、
少しずつ、ほどけていくことがあります。

上に集まりやすい感覚を、
手のひらの温かさで、
やさしく下へと降ろしていくように。

「動きをつくる」というよりも、
今のからだに起きていることを、
そのまま、見ていくような時間です。

その静かな変化を、 ただ味わってみてください。

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胆経の流れは「決断」や「方向性」とも関わると言われますが、
季節の揺らぎの中にいる今は、 無理に整えようとしなくても大丈夫。

今、どこに力があるのか。
どこに、心地よい余白があるのか。
それを見ていくことが、
内側の流れをやさしく整えていきます。

夜、眠りに向かう前。
横顔にそっと手を添えて、呼吸の行き先を感じてみる。

横顔、頭から首肩、 そして体側へと、
つながっていくその感覚を、そのままに。


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先日「寝る前のヨガ」の動画をあげています。
週末の夜、どうぞご活用ください。

[▷ 「寝る前のヨガ」を見る]


毎週末と、気ままなタイミングで、
noteやこのHPに綴っています。

また、思い出したときに、
のぞいてみてくださいね。