第3号:春のドキドキを「食」と「ヨガ」で味方につける

【Original Air Date: 2024/03/28】 
※メルマガ「YOGATO通信 第3号」を全体の見立てで再編集したコラムです。

第3号は前回の続き。
春をご機嫌に過ごすための「食養生」と、
具体的な「ヨガのポーズ」について深掘りしてお届けします。

● 春の「成長エネルギー」と上手に付き合う

春は「排出(デトックス)」の時期であると同時に、
「成長」の時期でもあります。
人間もたくさん動いたり、新しいことを考えたりすると、
この「成長エネルギー(木の氣)」をどんどん使います。

そのエネルギーを補う目安となるのが「酸っぱいもの」。

私は20代の頃、頑張りすぎると頭痛になることがよくありましたが、
ふと「酸っぱいもの」を摂ると軽くなる経験を何度もしていました。

陰陽五行論で春のエネルギーを補うのが「酸味」だと知った時、
「あの体感はこれだったのか!」と腑に落ちたのを覚えています。

ただし、これも「頭痛には酸味!」という単なる処方箋ではありません。
「おおよそ多くの場合、春の不調には酸味が助けになる」という一つの目安。
まずは、その時の自分の感覚を最優先に選んでみてください。

何によって、その頭痛が引き起こされているかによって
食からの対策は変わってきます。

もしオレンジで酸っぱさを取ったとすると、
そこには甘さも感じているはずです。
甘味が混ざると木のエネルギー補給だけではない。
では炭酸のレモン水からならどうだろう?
シュワシュワが補うのはなんだろう?
こんな感じで観ていくと興味深いのです。
そんなお話もまたの機会に。

● 身体との対話を変える「ヨガのスパイス」

春の経絡である「肝(かん)」と「胆(たん)」。
これらを刺激するおすすめのポーズは:

  • かんぬきのポーズ(パリガアーサナ)
  • サイドアングル(パールシュヴァコーナーサナ)

ポーズをとる時に、
「あー、春の経絡を整えてるな」と少し意識を向けるだけで、
自分の中での対話が少しずつ変わります。


【2026年の視点:答えを外に求めない「みる」姿勢】

ここで、今の私が大切にしている
「Whole(全体)」の見立てを付け加えさせてください。

東洋医学でいう「肝」は、単なる一つの臓器ではありません。
自律神経や感情、目や筋肉の働きまで含めた
「からだ全体のつながり」を俯瞰して見るための窓口のようなものです。

「春だから肝を整えなきゃ!」
「イライラしているから肝が悪いんだ!」と
何でもかんでも型にハメてしまうと、
一番大切な「自分の今の実感」を置き去りにしてしまいます。

誰かが出した処方箋をそのまま受け取るのではなく、
「今、私の内側では何が起きているかな?」
「このポーズをとった時、内側の感覚はどう動くかな?」 と、
自分の体験から一歩ずつ観察(Recording)を進めていくこと。

「正解」を探すのではなく、自分という全体をただ「みる」。
その少しのスパイスが、いつものヨガを、
自分を癒すための深い時間へと変えてくれます。


【編集後記より:我が家の定番レシピ】 

春の食養生にぴったりな、私が大好きなレシピをご紹介します。

『大雑把、春菊と新玉ねぎのサラダ』

  1. 春菊(1束)をザク切りに。
  2. 新玉ねぎ(1個)をスライス。
  3. 鰹節またはシーチキン、塩、お醤油、ごま油を適当に混ぜるだけ!

先日、開業届を出しに初めての場所へたくさん行き、
ドキドキして「木の氣(緊張)」が高まっていました。
そんな時こそ、深呼吸と季節の美味しいものを。
皆さんも、自分の「現在地」に優しく目を向けながら、
3月の終わりをお過ごしください。


【2026年の再編集追記】 

自分の見立て。
難しいですよね。

というわけで、2026年に入ってから
YOGATOの[Basic 3680]メンバーさんの限定HPに
「いまのからだの声を聴く目安にする弱点チェックシート 」
という場所をご用意しています。

定期的にチェックしていただけると、
自分の見立てと比較したり、今の状態からどいうだろうか?を
チェックできるので便利ですよ。
目安としてご活用いただいています。