ヨガと暦と。

ヨガと暦と。[番外編]

ヨガと暦と。

ー 二十四節気という、からだの道標 ー

皆さんは「二十四節気(にじゅうしせっき)」という言葉を、
耳にされたことはありますか?

立春、春分、夏至、秋分……
これらはすべて、二十四節気のなかのひとつです。

昔の人は、太陽の動きをもとに一年を24等分し、
季節のわずかな移ろいに名前をつけました。
それは、農作業の目安にするためだけでなく、
「自然のリズムと、からだのリズムを合わせるため」の知恵でもありました。

私自身、この10年を振り返ると、
この「暦」の変化が驚くほど自然に、暮らしに溶け込んできました。

きっかけはヨガとの出会いと深めることになるきっかけである、
10年前にヨガインストラクターになったことでした。

そこからセルフケアとしての整体も同時に学び、東洋医学の奥深さに触れ、
そして陰ヨガを通して「陰陽」のバランスを意識するようになって……。
学びを深めるたびに、私の内側でバラバラだった点と点が、
ひとつの大きな線になって繋がっていく感覚がありました。

「からだを整えることは、自然のリズムに自分を委ねること」

東洋医学や暦の視点を知ることで、
「なぜ今、この不調が起きているのか」
「なぜ今、この動きが必要なのか」
という理由が、知識としてではなく、
実感として腑に落ちるようになったのです。

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かつての私は、季節の変化に翻弄され、 
不調が起きるたびに「どうにかしなきゃ」と抗っていました。
それが、暦に沿って暮らすようになり、 
「今は冬の強張りが解け、水が温みはじめる時期なんだな」 と
解像度を上げて季節を捉えられるようになると、 
からだの反応を「敵」「嫌な不調」としてではなく
「道標」として受け取れるようになりました。

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「二十四節気」を知ることは、 
外側の大きな自然と、内側の小さな自然(からだ)を繋ぎ直すこと。
季節の節目に触れるたび、
「あぁ、今はからだがこういう準備をしている時期なんだな」
と自分を俯瞰して見てあげる。

そうすることで、自分のなかに起きている体験を、 
そのままに感じられるようになりました。
それはヨガの体験やセルフケアの時間も豊かにしてくれています。
季節に振り回されるのではなく、 
季節の波を乗りこなす。
そんなしなやかな心地よさと強さがそこにはあるのだと感じています。

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20日は春分。陰陽のバランスが切り替わり、
からだも心も大きく芽吹くタイミングです。
揺らぎやすい時期ですが、
その揺らぎさえも「波を乗りこなす」ように楽しんでいけますように。

YOGATO うおざきよしこ