春は動き出す季節と言われます。
けれど実際には、動くよりも先に、
からだの内側が静かに目覚めはじめています。
腹部のわずかなやわらぎ。
呼吸の微細な変化。
横隔膜の動きが、ほんの少し広がる感覚。
それはとても小さく、見逃してしまいそうな変化です。
しかしこの「すでに起きている変化」に気づくことが、
春の養生では大切です。
ヨガやセルフケア整体は、
何かを起こすための時間ではなく、
起きている変化を感じ取るための時間。
無理に深めなくても、
がんばって整えなくても、
からだはもう動きはじめています。
春は外から来るものではなく、
内側から始まるもの。
その気づきが、
やさしい全体調整のはじまりですね。
