<居心地を自分がよろこぶ方へ – 太陽礼拝をどうするか>

太陽礼拝って、本当にいい流れです。

呼吸と一緒に動くことで、巡りが起きて、
からだの内側が少しずつ目覚めていく。

でも同時に、クラシックな太陽礼拝も意外としっかり負荷もあります。

特に、季節の変わり目や、少し体調が揺らいでいるとき。

「いつも通り」がきつく感じる日もあります。
そんなときは、形を変えていい。

もっと優しくしていいのよと。


太陽礼拝は、がんばるための型じゃなくて、
今の自分に合わせて選べる“流れ”です。

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省いていい場所、それは”
8点のポーズからコブラ”
クラシックな太陽礼拝で、
負荷が出やすいのは
8点のポーズからコブラ、犬のポーズへとつながるあたりです。
胸をひらき、腕で床を押し、背中を使い、喉元も大きくひらく。

元気な日なら心地よいけれど、
喉に違和感がある日や、
腰や首、背骨に違和感がある日、
呼吸が浅い日には、
その「ひらき」が負担になることもあります。
だから今日は、そこを省いていい。

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8点のポーズからコブラを省く太陽礼拝
やり方はとてもシンプルです。

前屈からプランクの姿勢、そのまま子どものポーズへ

こどものポーズで一呼吸。

息が戻るのを待ちます。
そこから、犬のポーズへ。

このとき、膝は深く曲げてかまいません。


いつものように、ウォーキングダウンドッグを。

足を一歩ずつゆるめながら、
今日の呼吸に合わせていきます。

クラシックな形を守るより、

呼吸が乱れないこと。

居心地が悪くならないこと。


そのほうが、太陽礼拝の本質に近いと思うんです。

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クリパルヨガでは、
8点のポーズからコブラを省いた形を基本として伝えることも多いです。
形が固定されていません。

(こちらの本でも省いたバージョンの太陽礼拝が採用されています。)
参照:https://amzn.asia/d/0dPqZFJZ


「省く」ことは、弱さではなく調整。
呼吸と居心地を守るための選択です。
ある程度の運動負荷が可能であれば、
日々取り組みたい動き。

でも「省けるんだ」「いいんだ」と知っているだけで、
ヨガがもう一度、自分に寄り添ってくれることがあります。

たとえば、久しぶりに動く日。

たとえば、親世代の方と一緒にやる日。

たとえば、喉や首が敏感な日。

たとえば、呼吸が浅くて、すぐに息が上がる日。

そんな日は、クラシックな太陽礼拝をもっと優しくしていい。
呼吸が乱れたら止まっていい。
こどものポーズに戻っていい。
回数も、1〜2回で十分です。

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そして、そもそも。

太陽礼拝は、熱を生む動きでもあります。

からだの中で何かと戦いはじめていると感じるときは、もちろん休む。

しない選択も、まず最初に持っておきます。


やると決めたなら、その日の自分に合うやさしさで。

動きを大きくするより、呼吸が入ることを大切にする。

がんばって整えるのではなく、巡りが戻るのを待つ。
終わったあとに、ただ感覚をみてみる。それで十分。

居心地を自分がよろこぶ方へ。

太陽礼拝もまた、そのための時間でありますように。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。