<五感と巡り ──プラーナをみる、感じる>
今日のクラスでは、クリパル・モデレートでアーサナの中に静かにとどまりながら、
“からだの内側に目を向ける”という練習をしていきました。
ポーズを深めるのではなく、
そこにいる自分をそのまま観ていく。
「いま、どんな感覚がある?」とやさしく問いかけながら過ごす時間は、
普段の生活ではなかなか味わえない“静かなめぐり”を思い出させてくれます。
ヨガでは、“プラーナ(気)”という目に見えないエネルギーが、
呼吸や感覚を通してわたしたちの内側を流れていると考えられています。
たとえば──
・風が肌にふれたときの涼しさ
・湯気が立ちのぼる音
・足裏が床に触れる感覚
・背中に通る呼吸の広がり
こうした五感のひとつひとつを通して、
プラーナは“感じられるもの”として私たちの内側をめぐっています。
内観を深めたあと、いつもと同じ空間の中にいるのに、
空気の流れが違って感じられたり、
誰かの声がふわっと入ってきたりすることがあります。
これは、“受け取る感覚”がひらいている状態。
つまり、五感を通してプラーナがめぐっていることを、
からだと心が思い出している状態でもあります。
明日の朝は、クリパル・ジェントルクラス。
今度は、動きと流れの中で“感じる”ことを体験していく時間になります。
モデレートの時間以上に自分の感覚に没頭してください。
ゆっくりと動きながら、五感を通して自分自身のめぐりを感じる。
からだの声に耳を澄ませるように、動くことができます。
アーサナの中で静かにとどまるモデレートの時間。
流れの中で体験として受け取るジェントルの時間。
どちらも、ちがった角度から“プラーナを感じる”練習です。
忙しい日常の中では、つい感覚が閉じがちになります。
でも、風にふれたり、
呼吸の音を聞いたりするその一瞬一瞬の中に、
プラーナは確かに流れています。
ヨガの練習を通して、
「感じている自分」ともう一度つながる時間になりますように。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
