ヨガと暦と。[雨水]
二十四節気(にじゅうしせっき)/雨水(うすい)
2月18日から3月4日までの時期
寒さがやわらぎ、雪が雨へと変わる頃。
土が潤い、植物が芽吹く準備を進める時期です。
春の訪れを感じながらも、まだ寒暖差のあるこの季節。
外の変化に合わせるように、
私たちの心とからだも少しずつ春へ向かう準備を整えていきましょう。
冬の間に滞りがちな巡りを整え、
春に向けて軽やかな心身を育むことが雨水の養生のポイントです。
・深呼吸を意識しながら、やさしく体を動かす
・足元を冷やさないように、靴下やレッグウォーマーで温める
・白湯を小分けに飲んで、内側から温める
日々のちょっとした意識が、春の流れにスムーズに乗る助けになります。
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立春のメールマガジンで春の食養生をお伝えしましたが、
この時期におすすめなのは、「緑色」のものや「苦味」のあるもの。
春の陽気が高まるにつれ、体の中に溜まった不要なものを排出しやすくなります。
・菜の花:春のデトックスを助け、胃腸を整える
・ふきのとう:冬に溜まった老廃物の排出を促す
・わかめ・ひじき:ミネラル補給と巡りのサポート
最近、菜の花がかなりお安いお値段になっているのを見かけました。
まだ寒い今の時期には、根菜たっぷりのおでんに、
おでんの出汁を含ませた菜の花や春菊をもりっと添えて。
(別のお鍋で菜葉だけに含ませた方が美味しいです!)
寒さへの食養生もしつつ、春の味を楽しめるので、とてもおすすめです。
旬のものを食卓に取り入れると、春がもうすぐそこまで来ていることを感じます。
そして、その土地の、その季節のものをいただく。
エネルギーに満ちているものをいただく喜び。
からだの内側から春の力を分けてもらうような感覚になります。
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冬から春へ移行するこの時期は、
気持ちの揺らぎを感じやすいもの。
春に向かうエネルギーの変化を、焦らずゆっくりと受け入れることが大切です。
- いつもより少しだけ早起きして、朝の静けさを感じる
- 空を見上げ、自然の変化を楽しむ
- 深い呼吸とともに、肩の力を抜く
春の気配を感じながら、心を穏やかに保ちましょう。
疲れた時は「深呼吸」。
一番手軽で、どこでもできる最高のリセット方法、リラックス方法です。
https://youtu.be/jvu4FBQ5Yls
寒さと暖かさが交差するこの時期は、
無理をせず、ゆっくりと春の流れに身を委ねることが大切。
自然の移ろいとともに、私たちも少しずつ変化を楽しみながら過ごしていきましょう。
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肌で感じる春まで、あともう少し。
どうぞご自愛くださいませ。
YOGATO うおざきよしこ