<骨盤を立てること – でも、立てられないときもある>
私自身も骨盤をうまく立てられず、
何度も「もっと立てて」と言われ戸惑った経験があります。
特に胡座の姿勢では股関節の硬さや腿のはりが強く、
やっているつもりでも毎回指摘されていました。
ヨガのトレーニング中や、はじめましてで受講するクラスでは
特にそのことが指摘を受けることが多く気になり、
自信をなくしたことが実は何度もあります。
ヨガの指導を始めてからの5年間ほども、からだの癖、腰の痛みで
骨盤をうまく立てることができませんでした。
また、産後には反り腰のクセが再発し、立てているつもりが「できない」。
長い間私は「骨盤を立てること」が苦手な状態で過ごしてきたのです。
瞑想が苦手だったのも、そのせいでした。
腰を立てて長時間座ることができなかったからこそ、やりたいと思えなかったのです。
でも、今思えばそれは重要なことではありませんでした。
「できている・できていない」よりも大切なのは、
からだが“立ちやすい環境”をどう整えてあげるか。
骨盤を立てるための小さな工夫を積み重ねることこそが、
本当の意味で自分のヨガを育てていく道なのだと気づきました。
そんなときに助けになるのが、ちょっとした工夫や道具。
・坐骨の下にブランケットや座布を敷いて高さをつける
→膝の位置と股関節に高低差が生まれ、つまりが軽減する
・ブランケットを丸めて膝裏に入れ、膝を軽く曲げる
→腿裏やお尻、腰の緊張が緩み、尾骨が下げやすくなる。
この工夫だけで結果的に、骨盤が自然に立ちやすくなっていくのです。
大切なのは「できない自分を責めること」ではなく、
からだが立ちやすい環境を整えてあげること。
その小さな工夫が、安心してポーズを続けるための大きな一歩になります。
そして今は、私自身が骨盤を立てる感覚が少しずつ身についてきたことで、
瞑想の時間も心地よく続けられるようになりました。
どうやって骨盤を立てる感覚を深めたのか、、、
セルフケア整体も上記のサポートと並行して行なっていました、
現在も思い出した時にその方法をしています。
この骨盤を立てる、座位で座りやすくする方法を23日の45分のクラスではお届けします。
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では、前屈の本質はどこにあるのでしょうか。
立位であっても座位であっても、基本的に「骨盤を立てた」ところから、前屈に入っていきます。
前屈のポーズを思い浮かべるとき、
一般的には「腰や腿裏を伸ばす」というイメージを持つのではないでしょうか。
もちろんそれも前屈の要素ではありますが、それが“前屈の本質”ではありません。
この動きの本質は「股関節の屈曲(曲げる)」にあります。
「きそきそよーが」の前屈では、
まずこの部分の意識を新しく”刷り変える”ことから始めます。
そして背面の柔軟性が高くなる、
”人間に本来備わった作用を活かそう”というのがクラスの特徴です。
骨盤が前に傾くことで、背骨や上半身が自然に前へ倒れていく・・・そこに前屈の軸があるのです。
腿裏を無理に伸ばそうとすると、腰は丸まり、背骨が縮んで呼吸も浅くなりがちです。
けれど股関節を意識し、尾骨や骨盤から動き出すと、
からだは無理なく前に倒れ、呼吸も広がっていきます。
つまり前屈とは「柔軟性をチェックするポーズ」ではなく、
「股関節を起点にした、からだ全体の調和」。
この視点を持つだけで、アーサナへの向かい方は大きく変わっていきます。
そして、その基点になるのは・・・やはり『骨盤を立てる』ことなのです。
そのためにも”膝を軽く曲げる”ことはとてもサポートになる。
ほんとにしつこいですが、何度でも言います。
膝を曲げるは”股関節屈曲を深めている”のです。
簡易のポーズ調整、初心者向けポーズという見方はもう捨てちゃいましょうよ!
”股関節屈曲を深める”でいいじゃん!
ということを声高々に、大真面目にこれからもお伝えしてまいります。
今日も最後までご覧いただきありがとうございます。
