<チャクラとは?/第二チャクラ(スヴァディシュターナチャクラ)>
第二チャクラは、丹田(へその下、骨盤の中央付近)に位置し、
感情、創造性、親密な人間関係に深く関わるエネルギーセンターです。
「スヴァディシュターナ」とはサンスクリット語で「甘さの住処」や「自分の居場所」を意味します。
喜びや感受性、生命の楽しみを味わう力と結びついているチャクラです。
このチャクラは「水のエレメント」と関連しており、
人生における柔軟性や流動性、適応力を担います。
生理的には、生殖器系や泌尿器系、腎臓、副腎などと関係が深く、
ホルモンバランスや性的健康、排泄機能とも関連しています。
また、この領域は中医学で言う「腎」と深い結びつきがあります。
作日までここで書いていた内容と繋がりますが、
東洋医学において「腎」は生命エネルギーの源(腎気)とされ、
冬の季節に最も影響を受けると考えられています。
腎気が充実していると、生命力や体の温かさ、創造力が高まりますが、
不足すると冷えや疲労感、感情の停滞、柔軟性の欠如が現れやすくなる。
「水のエレメント」という一番重要な部分が全く同じです。
第2チャクラを整えるためには、骨盤周りを温め、流れを促すことが効果的です。
ヨガの実践では、仰向けの合せきのポーズやセツバンダーサナ(橋のポーズ)が、
骨盤周りの緊張を解放し、腎気の巡りをサポートします。
意識を骨盤や丹田に向け、穏やかな呼吸を送り込むことで、
腎の力が補われ、冷えや固さが和らぎます。
また、腎を養う黒い食材(黒豆、黒ごま、海藻類など)や温かい食事、
適度な休息を心がけると、腎気が整い、第2チャクラが安定する。
クリパルヨガの特徴である「今ここでの感覚」を持って、骨盤の動きに意識を向けたり、
静かな時間に自分の感情や内側の声に耳を傾けたりすることも、
自己探求と第2チャクラの活性化に繋がります。
冬という季節に意識的に身体と心を温め、
柔らかな流れを取り戻すことで、疲れが取れるだけでなく、
日常の中にも創造力と豊かさが広がっていくはずです。
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「東洋医学・中医学とヨガのヘルスケアの考え方はほぼリンクしている」と
実践の中で感じます。親戚ですね。
約5000年前大陸を隔てながらも同じ時代に培われてきたんだなと。
つい最近まで、私はアーユルヴェーダの考えを自分に入れると、私は頭がパンクして
整体の考えや、陰陽五行論、中医学の学びや実践がブレるのではないかと思いまして
実は避けていました。極端ですね。
そんな私ですが、、、
この1年、定期的に「クリパル アーユルヴェディックヨガ」を受講していました。
ただ日々の生活に生かすため。無理やり自分の一人の内観時間を作るためです。
さらにインドやヨガの視点から意識的に中医学、東洋医学、整体をみる、
学んできたことや実践を俯瞰する。ということを同時にやってみたんです。
そうすると、あーこれはあれと同じだな、
そうか、この動きをするとこの経絡も整うなー、、、
避けていたことが馬鹿らしいくらいに、
まったく自分はブレはしないし、今までの学びは充実しました。
私の場合は中国の教えから入る方がフィットしやすかったんだなーと。
ただそれだけでした。
ヨガも中医学もどちらの世界も宇宙の2元性で成り立っている。
そのバランスをとる方法の枝分かれが「チャクラ」を整えることだったり、
経絡を整えることだったり、アプローチが変わるのですね。
同じ時代に、影響をお互いに受けながら長く受け継がれてきた叡智の凄さを感じます。
敬意とともに、ありがたくその恩恵に預かろうと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
