【Original Air Date: 2024/03/21】
※メルマガ「YOGATO通信 第2号」を再編集したコラムです。
第2号は、「春の食養生」と、
身体のつながりについてお届けします。
● 臓器だけではない「肝」というエネルギーシステム
春の食養生のお話をする前に、少しだけ「見方」のお話を。
東洋医学で「肝(かん)」という言葉を聞いた時、
単に沈黙の臓器としての肝臓だけを思い浮かべるのではなく、
筋肉のしなやかさ、視界のクリアさ、
そして「怒り」という感情の動きまで含めた
一つのエネルギーシステム
(これもWhole、全体を調和する視点)として捉えてみてください。
私たちがヨガマットの上や生活の中で対話するのは、
もっと広がりを持った「からだ全体のつながり」です。
● 春の暦の食養生:デトックスを司る「肝」
春は、冬の間に溜め込んだものを排出(デトックス)する時期。
この排出と大きく関わるのが、先ほどの「肝」のシステムです。
「肝」の気が乱れると、イライラしたり怒りっぽくなったり、
精神的に不安定になると言われています。
「カンに障る」という言葉も、実はここからきている……
言葉とからだの繋がり、面白いですよね。
誰かが決めた「これが正解」という処方箋をそのまま飲むのではなく、
「今、私の内側では何が起きているかな?」と
自分の体験から観察を進めていくこと。
その姿勢が、春の養生の第一歩だと思うんです。
● 経絡ストレッチで巡りを整える
足の内側や脇腹には、「肝」や「胆(たん)」とつながる経絡が流れています。
- 肝経(足の内側): 開脚して体を前に倒す動きなど
- 胆経(脇腹): 上半身を真横に倒して体側を伸ばす動きなど
「今日は脇腹が硬いな。もしかして最近、余裕がなくてイライラしやすかったかな?」
そんな風に自分を「みる」スパイスとして、ヨガのポーズを活用してみてください。
【編集後記より:今を乗り切る】
4月からのオープンを控えてバタバタ、ソワソワ。
そんな中、我が息子が39度超えの発熱!
お迎え要請や通院の日々で、私自身もお腹が緩い状態が続いていました。
でも、春はデトックス期間。今は出してしまいましょう。
自分がご機嫌さんでいれば、周りもご機嫌さんに。
ヨガや整体を本気で学ぶようになって、
それを体感しています。皆さん、どうぞご機嫌で!
