ヨガと暦と。

ヨガと暦と。[年の瀬のご挨拶]

ヨガと暦と。

ヨガと暦と。[年の瀬のご挨拶]




冬至を迎え、一年で最も夜が長い季節を過ぎると、

少しずつ日が長くなっていくのを感じる頃となりました。

今年も後数日ですね。


冬至を迎え、

夜の長さが少しずつ短くなり始めました。


私は夕方、息子と貨物列車を

見に行くのが日課です。

いつも大体決まった場所に行きます。


12月28日、先週末。

今年最後の登園から

帰宅後の貨物列車視察。

空の明るさが変わってきたことに気づきました。

夕日の雰囲気も、

少しずつですが変わってきています。

今日と明日の違いはわかりにくくても、

毎日同じ景色を見続けていると、

その小さな変化に気づきやすくなるものですね。


これはヨガやセルフケアにも

通じることだと感じます。


毎日、自分を観る時間を持つことで、

その瞬間に起きていることや自分の状態、

そして感情の「あるがまま」を

受け取りやすくなります。

ヨガのポーズも同じではないでしょうか?

微細なからだの動かし方もはじめは

ただそうやっている状態かもしれない。

ふと日々のクラスを重ねる中で

その動きの中に

全身の繋がりを感じ出す、

あーそういうことかと感じる時があると思うんです。

YOGATOでは、そんな日々の継続を大切にし、

自己観察をサポートできる場所でありたいと思っています。

日々の小さな変化を楽しみながら、

自分自身と向き合う時間を

一緒に過ごしていけたら幸いです。

2024年の春にYOGATOをスタートしてから9ヶ月。
日々のクラスやワークショップを通して、

多くの方と共に過ごせたことに

心から感謝しています。

ありがとうございます。

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ヨガや自然のリズムを

取り入れた暮らしに触れていると、

私たちが普段意識している“年の区切り”は、

自然のリズムとは少し違うと気づかされます。

二十四節気の暦では、

1年の始まりは

2月の「立春」からとされています。

だからこそ、2025年1月は

冬の静けさを楽しみながら、

自分の中の新しい年を迎える準備をする時間、、

そういうふうに年明けの時間を過ごしてみる。

二十四節気のリズムに身を委ねることで

そんな暮らしの提案を受け取るのです。


この冬の静けさが心の余白を作り、

ゆっくりと芽吹きを待つような感覚を教えてくれます。

この年の瀬、ぜひ静かに自分と向き合う時間を持ちながら、

新しい1年をどんな風に迎えたいか、

そっと心に問いかけてみてください。

よし、と思った方はぜひ書き出して見てください。

これから、YOGATOが皆さまにとって

心地よい時間を共有できる場所へと

育っていくように、精進してまいります。


来る年が皆さまにとって、

穏やかで実り多い時間となりますように。

2025年もどうぞよろしくお願いいたします。


YOGATO   うおざきよしこ