螺旋線 (Spiral Line)

キーワード:ねじり・バランス・対角の連動

螺旋線は、からだを斜めに横切るように走るラインで、
左右をつなぎながら、
ねじる・戻るといった動きに関わっています。
歩くときの腕と脚の交差や、ツイストの動きの中で、
自然に働いているのがこのラインです。

主な構成:

腓骨筋群 → 大腿二頭筋 → 仙骨 → 対側の内転筋群 →
外腹斜筋 → 前鋸筋 → 胸郭・肩甲骨


この中でも、外腹斜筋と前鋸筋は、
対角線上でつながる重要な関係にあり、体幹と腕の連動や、

ねじりの軸を支えています。

螺旋線がしなやかに働いていると、左右のバランスがとりやすくなり、
ねじりや回旋の動きも無理なく広がります。

反対に、このラインの連動が弱まると、
からだの左右差やねじれの偏りが生じやすくなり、
肩や腰に負担がかかることがあります。

YOGATOの視点では、

ツイストのアーサナや、左右差を観察しながら動く中で、
ねじれと戻りのバランスや、
回旋の偏りが見えやすくなります。

また、

・ツイストのアーサナの中で、呼吸とともにねじりを観察すること
・体幹から手足へと、斜めに広がる流れを感じること
・脇下から骨盤へと、クロスするつながりに触れていくこと

なども、螺旋線を整えていく実践になります。

ねじるという動きは、強く動かすことではなく、
ほどけて戻る流れの中で見えてくる。

螺旋線は、
その“ねじれと戻り”のバランスをとりながら、
からだ全体の調和を保つ役割を担っています。

補足:

螺旋線は、外側線の流れと重なりながら、
深前線の安定に支えられて働きます。
単独で働くのではなく、
他のラインとの関係の中で、
動きの調整役として機能しているのが特徴です。

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からだのつながりは、
ひとつのラインだけでなく、
いくつもの関係の中で見えてきます。
他の筋膜ラインもあわせてご覧いただくと、
全体のイメージがより深まりやすくなります。

→ からだをつなぐ筋膜の地図
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最終更新:2026/3/18