<腎の巡りと、自律神経の土台>

自律神経を整えること。
お腹の消化器系を整えること。
そして、女性特有の不調や、更年期という季節を健やかに渡っていくこと。
ライフステージの変化の不調、そんな特徴にも関係する巡り・・・

これらは別々の悩みに見えて、
実はからだの深い場所で、ひとつの「根っこ」を共有しています。

東洋医学でいう「腎(じん)」は、生命力の土台ともいわれる場所。
からだを支える芯のような存在であり、
「腎」は自律神経の働きとも深く関わっています。

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「腎」の経絡は、足裏から始まり、内ももを通って、
お腹の奥、そして胸へとつながっていきます。

この流れは、いつもトリガーポイント・ヨガセラピーで全体調整として整えている

ディープ・フロント・ライン(深前線)とも重なる部分が多いのも特徴です。
骨盤底や横隔膜、内臓を包む膜とも関係しています。

つまり、「腎」を整えるということは、単に東洋的な“気”の話だけではなく、
からだの深部にある支えや呼吸の土台に触れていくことでもあるのです。


今回のクラスでは、そこに「胃」の経絡の視点も重ねて、
自律神経にアプローチしながら消化器系を整えていきました。

自律神経が揺らぐ時。
消化の力が落ちやすい時。

私たちはつい、外側に答えを探そうとします。

けれど実際には、
足の付け根や、お腹の奥の緊張がほどけることで、
呼吸が変わり、内臓が動きやすくなり、
神経の波も少しずつ穏やかになっていきます。

経絡を整えることは、エネルギーの流れだけでなく、
筋膜や骨格の緊張をも同時にゆるめ、
本来の位置へ戻していくような感覚にも近いのかもしれません。

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自律神経を整えるために、
特別なことを頑張らなくても大丈夫です。

腎の巡りを促すことは、
自分の中心にある「静けさ」に触れること。
お腹がふんわりとやわらかくなるように、
ほんの少し、やさしくサポートしてあげること。


「なんとなく、ここを整えておこう」
そのくらいの、やさしい感覚で十分なのだと思います。

私たちのからだは、本来、調和する力を持っています。
外側がどんなに揺れていても、
内側に小さな灯があるだけで、
私たちはまた、自分の安心する場所へと戻ってくることができます。

移ろう季節の気配とともに。
今日という一日の終わりが、穏やかな時間になりますように。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。