<年齢とチャクラ、そして陰陽五行 〜めぐる命のリズム〜>
「年齢とチャクラは、関連がある。」
そんなふうに伝えられる説があります。
第一チャクラは0〜7歳、そして50〜56歳。
第二チャクラは8〜14歳、57〜63歳。
……というように、人生を7年ごとの周期で見ていくと、
それぞれのチャクラと結びついたテーマが浮かび上がってきます。
たとえば第一チャクラは「安心・安定・土台」。
幼いころに育まれる心とからだの安全感、
そして人生の後半で再び見直される“地に足のついた在り方”。
第二チャクラは「感情・創造性・つながり」。
思春期に目覚める感性や人との関係、そして更年期以降にもう一度、
自分の喜びを見つめなおす時期と響き合います。
このように、チャクラの巡りは私たちの成長と成熟、
そして再構築の流れにそっと寄り添ってくれます。
そして、実は東洋医学の世界にも、似たような年齢のリズムが存在します。
古代中国の医学書では、女性は7年ごと、男性は8年ごとに
身体の発達や変化の節目が訪れるとされています。
たとえば女性は、7歳で歯が生え変わり、14歳で初潮が訪れ、
28歳で心身ともに充実のピークを迎える。
そして49歳では月経が閉じ、人生の後半へと巡っていきます。
男性は8歳で永久歯が生え、16歳で肉体としての成長の完成を迎え、
32歳で力の絶頂を体験し、以降は徐々に内側の静けさと深さへと向かっていく。
これらは“老い”や“衰え”というよりも、
「命の質の移行」「めぐる命」ととらえることができます。
チャクラの年齢のめぐりと、陰陽五行の年齢のめぐり。
どちらも共通しているのは、「変化は自然なこと」という視点です。
若い頃に培ったエネルギーが、年齢とともに変化し、
やがて静けさや智慧、安定へと形を変えていく。
人生のどの時期も、決して“準備”のためだけではなく、
それぞれに意味のある“本番”なのです。
とくに40代以降、チャクラの再巡りが始まる頃、、、
そこには『もう一度、自分の内側を見直す機会がある。』とも言えるのです。
からだの声を聴くこと。感情と丁寧に向き合うこと。
思考のパターンを見つめなおし、意識の向かう先を選び直すこと。
だからこそ「今」をみること。
人生の後半には、前半で気づかなかった宝物が、
たくさん眠っているのかもしれません。
私はあと数日で43歳になります。“7年周期”の一旦最後の段階です。
このコラムの内容を書きたくなったのは
何かしら自分自身が感じる部分があるからでもあります。
皆さんはいかがでしょうか?
限定HPに『年齢とチャクラ:人生の季節とともに巡る内なる旅』
という題名のページを作りました。
今後第7チャクラまでの内容を年齢ごとに解説を含んだコラムをご準備します。
まずは第一チャクラ(0〜7歳/50〜56歳)から投稿しました。
ご興味があればお時間のある時にご覧ください。
近日中に
第二チャクラ(8〜14歳/57〜63歳)、第六チャクラ(36〜42歳/85〜91歳)
この順で投稿します。
・ ・ ・
チャクラの視点でも、五行の視点でも、
私たちは常に“今の自分”にふさわしい課題や気づきの中にいます。
たとえば、、、もし今が57歳なら、再び第二チャクラに立ち返る年齢。
感情や創造性、自分らしさへの関心が高まり、
「何を心から楽しむか」が大切になる時期です。
大切なのは、
「私は今、どのチャクラのエネルギーを生きているのかな」と、
自分に問いかけてみることではないでしょうか。
その問いは、今日の暮らしを少しだけやさしく照らしてくれる光になります。
こうした“7年周期”の成長のとらえ方は、実は西洋の思想家にも見られます。
『ルドルフ・シュタイナー』オーストリアの哲学者であり、
教育や医学、芸術など多方面に独自の人間観を広げた人物です。
彼は人間の成長を「7年ごとの魂の発達段階」として捉え、
たとえば0〜7歳は肉体の成熟、7〜14歳は感情と想像力の形成、
そして14〜21歳は自我の目覚めといった具合に、
各時期に対応した内面的変化を詳しく語っています。
私自身も、自分のこれまでの歩みを振り返ってみると、
この「7年ごとの節目」にまつわる変化や気づきに、
ふと頷いてしまうことがあります。
そうした節目に現れる変化は、決して偶然ではなく、
深い自然のリズムに乗っているようなそんな気がするんです。
チャクラの学び、東洋医学の叡智、そしてシュタイナーの世界観。
それぞれ異なる背景を持ちながらも、
わたしたちの命の流れに対する共通したまなざしがあります。
「今のじぶん」に優しく耳を澄ませること。
その静かな時間が、
これからの暮らしに新しい風を運んでくれるかもしれません。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。