春分を迎える今日。
気持ちは春を迎えるつもりで、少し前に進みたくなるけれど、
からだの感覚は、
まだ立ち止まりたいと感じている人も多い時期です。
からだが重だるい。
何かをしようと思っても、動き出せない。
決められない。
迷いやすい。
そんな感覚を持つ方も、少なくないかもしれません。
けれど、ここで少し立ち止まって見てみると、
例えば「何も感じない」と思っているその状態も、
実はひとつの感覚であることに気づきます。
感じていないようでいて、
”今は何も感じない”ということをちゃんと感じ取っている。
動きたくない。
決めたくない。
止まっていたい。
それらは、鈍さでも、後ろ向きでもなく、
からだが今の状態をそのまま受け取っている
静かなサインのように思います。
この時期に訪れる迷いやすさや判断の遅さも、
思考の問題というより、
からだのリズムが内側へ向いている状態と捉えることができます。
選ぶ、決める、進む。
そうした判断力は、
からだが外へ向かう準備が整ったとき、
自然と働き始めるもの。
無理に引き出そうとすると、
かえって遠ざかってしまいます。
からだが重い日や、
なんだかやる気が出ないと感じる日も、
同じ流れの中にあります。
止まっている感覚を、
止まっているまま受け取ること。
今は動かない、という選択をからだごと認めること。
そこから、整えは始まっていきます。
・ ・ ・
クリパルヨガやセルフケア整体の時間でいつもする”観る”こと。
この”観る”ことを大切にしているのも、
変えようとする前に、
今をそのまま見ること、感じることです。
動かない感覚。
広がらない呼吸。
何も起きていないように思える時間。
それらを丁寧に受け取っていくうちに、
少しずつ、内側の静けさが戻ってきます。
そして、あるとき「今日は、これでいい」
そう感じられる瞬間が訪れる。
判断しようとしなくても、
選ぼうとしなくても、
自然に、方向が見えてくる。
それは、判断力を鍛えた結果ではなく、
からだが整ってきた結果なのだと思います。
春分を迎えた今日も、
からだには、からだの時間がある。
最後にまとめると、
ただ”感じたままにいる”ということなのかもしれません。
その先に、静かに整っていく場所がある。
そんなふうに、
からだと一緒に、感じる心に素直に、
自分の選択と向き合っていけたらと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
