ヨガと暦と。[小雪]
二十四節気(にじゅうしせっき)/小雪(しょうせつ)
11月22日から12月6日までの時期
小雪は、「雪がうっすらと降り始める時期」を意味し、
季節が深まり冬の訪れを本格的に感じる節気です。
この頃から、より一層体の冷えを意識した養生が大切となります。
冬の寒さに体が備えるためにも、
冷えに対応しつつ心とからだを整えるケアを意識していきましょう。
・ ・ ・
からだの冷えを防ぐ習慣を食に。
小雪の季節は、冷たい風が体温を奪いやすくなるので、
特に外出の際には十分な防寒が欠かせません。
からだを外側から温めるだけでなく、
内側からもポカポカと温まる食事や飲み物を取り入れると、
冷えに強いからだを作るサポートになります。
滋養強壮を意識した食事をすることも意識したいですね。
冬の季節は、暖かさと共にからだの免疫力を保つためにも
エネルギーを蓄えておくことが大切です。
カボチャやごぼう、レンコンなどの根菜類、
またはニンニクやネギといった薬味を多めに取り入れると、
体力の消耗を防ぎつつ、体内の温かさを保つのに役立ちます。
例えば、生姜入りの温かいお茶や根菜の入ったスープ、
しょうが湯などは、内臓からからだを温めるために効果的ですね。
温かいスープや鍋料理はからだを中から滋養し、代謝を高める働きがあります。
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(今回の補足はつぼ押しです。目の疲れやむくみにもおすすめ。)
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本格的に寒さと向き合う季節のはじまりです。
寒さが心を縮こませやすい小雪の頃は、
ゆっくりとしたヨガのポーズや深い呼吸で
からだと心の温もりを保つ時間を意識してみましょう。
冬に向かう穏やかなひとときに、
深くゆっくりとした呼吸が心の安らぎをもたらしてくれます。
心とからだが整い、内側からほっと温まる時間が、
厳しい寒さの中でも柔らかさと温かさを育ててくれるでしょう。
心とからだを温めながら
小さな冬の楽しみを感じてみてください。
皆様、どうぞご自愛ください。
YOGATO主宰 うおざきよしこ