<チャクラとは?/第一チャクラ(ムーラダーラチャクラ)>
チャクラとは、サンスクリット語で「車輪」や「輪」を意味する言葉ですが、
一般的には、身体の中を流れる「生命エネルギーのセンター」を指します。
この生命エネルギーとは「プラーナ」と呼ばれるもので、
日本語の「氣」に通じる概念です。
プラーナは私たちに流れる生命の力であり、
ヨガの実践を通じて、このエネルギーをより活性化させたり、整えたりすることができます。
人間の体には、骨盤底から頭頂部までの中心軸に沿って
7つのエネルギーセンター(チャクラ)があると言われています。
それぞれのチャクラは異なる特徴を持ち、肉体面だけでなく心理的、感情的、
社会的な要因にも影響を受けています。
チャクラが開いている状態ではプラーナ・エネルギーがスムーズに流れますが、
閉じているとその流れが停滞し、からだや心の不調に繋がることがあります。
巡りの悪いと言われる状態です。
●第1チャクラ(ムーラダーラチャクラ)
たとえば、第1チャクラ(ムーラダーラチャクラ)は骨盤底に位置し、
生存や安定を司るとされています。
プラーナがこのチャクラで滞ると、
心の不安定さや身体的な弱さとして現れることがあります。
現代では座りっぱなしの生活や核家族化、地域との繋がりの希薄化により、
第1チャクラが閉じがちな傾向にあると言われています。
しかし、ヨガの実践を通して、このエネルギーセンターを活性化し、
安定感を取り戻すことが可能です。
各チャクラに影響する色や、マントラ、倍音、臓器、、、など
チャクラの解説ははたくさんあるのですが、
今日はこれくらいでまた次の機会やクラスでお伝えしますね。
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クリパルヨガでは、ただ身体を動かしてアーサナ(ポーズ)を練習するだけでなく、
そこに意識を向け、自分のからだと心の状態を内観することを大切にします。
第1チャクラにフォーカスしたヨガポーズを練習する際も、
動きながら感じる安定感やプラーナの流れを観察することが、
より深い気づきと自己探求に繋がります。
例えば、いつもよくクラス中に行っているポーズの中で、
第1チャクラを活性化するということを意識して
タダーサナ(山のポーズ)をしてみましょう。
足の裏で地面を感じる感覚や、押し下げる感覚がより繊細に感じられるかもしれません。
さらにからだ全体がどっしりと安定する感覚を探るように、みてみる。
クリパルヨガの特徴である「今ここでの感覚」に意識を向けると、
チャクラを整えるだけでなく、日常生活の中でも安定感とつながりを感じられると思います。
受講時の感覚がより良い体験になれば幸いです。
あと第2チャクラから第7チャクラまで、6個のセンターがありますので。
バランスよく書いていきますね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
